会場は代官山にあるおしゃれなガラス張りのカフェ「
カフェ・クラッセ代官山」。
ここは道路を挟んだ「クラッセ代官山」のワークショップ会場としても利用できます。
今回はこちらをお借りして【けいとや】オフ会 in Japan 2013を開催することにしました。
持参したサンプル用の毛糸は【けいとや】で現在扱っているオパールとショッペルの毛糸各1玉(かせ)ずつでしたが、まとめてみると200個近くになり、ダンボール2箱がいっぱいになりました。
皆様とオパールについてや編み物談義に花を咲かせたいという思いとともに、日頃、お手にとって見ていただけないネットショップの商品を実際に見ていただくことも実現できました。
突然の開催決定で、全種類の編み地やサンプルがご用意できなかったのが残念でしたが、皆様から「直接毛糸を見て、触って、益々オパールのファンになりました」とのご感想をいただきました。
この春から扱い始めたショッペルもやはり実際にお手に取っていただいて、糸の発色、風合い、太さを実感していただけたと思います。
【オフ会 第1日目】参加人数 16名
皆さん暑い中、遠方は静岡や山梨、仙台からもご参加いただいて感無量の一日でした。
参加人数が多かったため、机の上に置いたサンプル品を囲んでほとんど立ったままの開催となりましたが、皆さんとのオパール談義は尽きることが無く、お客様同士も昔からのお知り合い同士のようにお話が弾んでいた様子でした。
オパールで作った靴下やカーディガン、帽子などの作品を披露してくださったり、撮りためている画像を見せていただいたり、はたまた素敵な写真集風に作品集を作っていらっしゃる方がいらっしゃったり、とても参考になりました。
【オフ会 第2日目】参加人数 11名
当初の予定では5名ほどの参加予定者だったのですが、終了時間までには10人を超えました。
今回はサンプルを展示したテーブルの周囲をぐるりと囲んだ形で、皆様と座ってじっくりお話しすることが出来ました。
たまたま同じ糸で編んだ靴下を一人の方は編み上げたばかり、もうお一人の方は1年前に編んで、何度も洗濯をした状態のものを持ってきてくださっていて、「使用前」「使用後」の二つを一緒に撮影させてもらいました。
(画像中央が編み立て、右が何度もお洗濯を繰り返したものです。)
洗濯を繰り返したものも、多少色落ちはしていますが、その風合いはとてもいい感じになっていて、「私はこちらの色合いの方が好みだわ。」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
また、「他の毛糸で靴下を編むとかかとが擦り切れてきたり、毛玉が出来てしまうが、オパールの糸はなぜ丈夫か?」とのご質問がありました。
これは、おそらくドイツでは歴史的に羊毛製品を一年中日常で使用(夏でも朝晩は10度以下になることもあるので)しますから、靴下用の毛糸の耐久性は最低条件で、しかもドイツの洗濯機はお湯(40,60,100度)で洗うのが一般的なため、(日照時間が少ないので、洗濯物の滅菌処理に熱湯を使ったことが起源のようです)その高温にも耐え、縮まない毛糸の配合率が採用されていると考えられます。
皆さんドイツの洗濯機はお湯で洗うと聞いてかなりビックリされていました。
(ワンちゃん用のお洋服。ポケットも付いていました♪)
今回皆さん素敵な作品をお持ちいただいていましたが、当日お持ちになっていらっしゃらなかった作品も、後日【けいとや】広場へご投稿していただけることをお約束いただきました。
同じオパールの糸を使って靴下を編んだ場合でも、それぞれのご使用になっている針の号数が違ったことも大変興味深く感じました。
また、皆さんがおっしゃっていたのが、次回も是非オフ会を開催して欲しいとのご要望をいただきました。
当日はお友達とご一緒に2人、3人でいらっしゃった方も居られましたが、大半の方は身近に編み物やオパール談義をする方がいらっしゃらないとのことで、こうしたお客様同士の横のつながりをオパール、【けいとや】を通してご提案できることはないだろうかと考えさせられました。
さらに、輪針1本でマジックループという技を使えば、大きなものも小さなものも、さらに輪編みだけではなくて平編みも出来るとお勧めしても、「難しそうで・・・」と躊躇される方が多いことにも気付きました。
そこでお教室ではないけれど、お互いに教えたり、教えあったりできるニットカフェ形式で「輪針で作る靴下にみんなで挑戦!」なんて催しを企画していただける方、日本全国で大募集です。
詳細をご連絡いただければ、【けいとや】のブログ等でもご紹介させていただきたいと思っています。
それでは、この度のオフ会にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
皆さんとお会いできて本当に沢山のパワーをいただきました。
【けいとや】のオフ会も、これから日本全国で、そして回を重ねられるように頑張っていきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【けいとや】 細野たみこ