久谷夢工房=勝山句会・自然石を使った常夜燈・椿の植栽

≪地域発信≫愛媛県松山市久谷地区
勝山句会
自然石を使った常夜燈
遍路道沿い・椿の植栽
(灯籠まつり)

勝山句会 平成27年8月 

2015年10月10日 | 勝山句会(平成27年度)2015年度

(勝山句会 於 坂本公民館 平成27年8月20日(木)19:30~)

【注】当初は8月17日(月)が定例の勝山句会の予定でしたが、お盆に近くて不都合もあり、8月20日(木)に変更されました。

 季語紹介  案山子 読み方:カガシ(kagashi) 竹または藁などで人形を作り、蓑笠を着せ、弓矢を添え、田畑の畔などに立てて鳥獣をおどすもの。 季節: 秋。 分類: 人事。 【weblio 季語・季題辞典より】

 季語紹介  滴り 読み方:シタタリ(shitatari) 崖や岩の間、苔蘚類などをつたって滴々と落ちる水。 季節: 夏。 分類: 地理。 【weblio 季語・季題辞典より】

滴り(したたり) 三夏 【解説】山の日陰の道などの岩や苔を細く糸のように伝い落ちる水をいう。山道へ分け入り、しだいに疲れを覚えた身にはそれは玉の如き水。思わず手に受けて頂いたりする。 【きごさい歳時記より】

 水が滴るという様子が夏の季語になるそうです。ふむふむ。。。

 写真提供  門前の小僧 遍路日記 様 http://jh5swz.exblog.jp/

 竹内 評  「千年の樟の~」の句(通信つるき7月号の句)について

神の楠木の根元の苔に水が湧いている。何とも言えず厳かです。

「樟」を「くすのき」と言うのは楠木から殺虫剤の樟脳が取れたからです。

 

 竹内 評  この墓参りは心からの感謝である。功為し得た人の気持ちかもしれない。「今在るは」がこの句全体を高めている。 (8月号 鶴巻頭 鶴抄一の句)

 季語紹介  墓参 読み方:ボサン(bosan) 盆の墓参をいう。 季節: 秋。 分類: 宗教。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真は、無料写真素材「写真AC」より引用 

 

 竹内 評  「揚花火果てて駅まで続く列」の句も臨場感があり、素晴らしい句となっています。「吐き出す」は賛否のある表現です。 (8月号 鶴巻頭 鶴抄三の句)

 季語紹介  花火 読み方:ハナビ(hanabi) 火薬に他の薬料を配合して、球のなかにつめ、木筒などに入れて、火を点じて空中に打ちあげるもの。 季節: 夏、秋。 分類: 人事。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真は、無料写真素材「写真AC」より引用 

 

 竹内 評  草刈りに疲れた身体を片蔭にもたせて休んでいるのが見えます。 (8月号 鶴巻頭 鴇抄一の句) 

 季語紹介  片蔭 読み方:カタカゲ(katakage) 夏の日陰。 季節: 夏。 分類: 天文。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真提供  久谷の里山(写真のページ)様  http://kutani.web.fc2.com/

 

 竹内 評  今年の終戦日には遠くへ行っている子供たちも帰り、絆を感じた句。 (8月号 鶴巻頭 白鷺抄一の句)

  季語紹介  終戦日 読み方:シュウセンビ(shuusenbi) 昭和二十年八月十五日、日本がポツダム宣言を受諾し、第二次世界大戦が終了した敗戦の日。 季節: 秋。 分類: 宗教。 月日: 八月十五日。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真は、無料写真素材「写真AC」より引用 

 

  竹内 評  この句を見たとき広見町の道の駅を思い出す。松野町の名産品「桃」にリンクする。「入道雲」が良い。 (通信つるき句会7月号 天の句 二)

 季語紹介  入道雲 読み方:ニュウドウグモ(nyuudougumo) 積乱雲の別称。 季節: 夏。 分類: 天文。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真は、「道の駅 広見森の三角ぼうし」(オリジナル鬼王丸クリアファイルプレゼントポスター)より引用 

 ブログ担当より  森の三角ぼうしの鬼王丸。一度見る価値アリ 鬼が島の鬼がこんな凄い鬼だったら、実際、桃太郎も大変な・・・ 

 

 

 ブログ担当より  勝山句会の記事を編集しかけて、ひゃっと考えが常夜燈に。10月7日、松山の地方祭の夜に久谷地区の36基の常夜燈を灯すのが「常夜燈まつり」 お祭の日に近くの常夜燈が飾り付けられているのを見かけて「あー、この様子を写真に撮っておいたらブログに入れられる。」とは思ったのですが、仕事に行く途中だったので、そのまま通過。 「あとで常夜燈担当さんに写真をもらおう」って、思った。。。それまでは良かった。お祭の夜に常夜燈がすべて灯される大事なイベント、その夜、取材に出ることをすっかり忘れてしまった。。。 なんという。。。 常夜燈担当さんに早く連絡してみんと。。。