≪勝山句会 於 坂本公民館 平成27年12月21日(月)19:30~≫
12月の勝山句会の課題は「鰤・寒鰤」でした。
句集「つるき」には課題で作ったメンバーの原句と、通信さんが添削した句が掲載されています。
それをすべて紹介したいところですが、ブログでは久谷夢工房会長にマークしてもらった句だけを写真に載せて紹介しています。
写真: 無料写真素材「写真AC」より引用
季語紹介 千歳飴 読み方:チトセアメ(chitoseame) 棒状にした紅白のさらしあめを細長い袋につめたもの。 季節: 冬。 分類: 人事。 【weblio 季語・季題辞典より】
句集「つるき」の最初には特別なタイトルのついたページがあります。12月号のタイトルは「除夜の鐘」。そのページには各地で作った通信さんの句が10句あり、その中から1句、会長がマークした句をいつもブログの最初に紹介しています。今回は「護国神社」で作った句です。
竹内 コメント 一族が集まり小さな村をなしていた。みんな同じ名字の村もあったと伝わる。山間部などでは、最近まであったと聞く。
季語紹介 渡り鳥 読み方:ワタリドリ(wataridori) 季節的に移動する鳥の総称。 季節: 秋。 分類: 動物。 【weblio 季語・季題辞典より】
写真: 句集「つるき」表紙写真から引用 竹内さん撮影
「つるき」の中ほどに「通信つるき句会平成27年11月号」というコーナーがあります。会員同士が選句して、得票数の多い順に従い、その中から通信さんが「天籟の句(3句)」「地籟の句(5句)」「人の句(8句)」を選んでいます。通信さん自身の句は得票数がいくつあっても「天地人」には入らず、最後にひとつだけ、ご自分のコメントとともに紹介されています。その句をブログのふたつめに紹介しています。
竹内 評 癌に為らないように寺で願をかける。紅葉明かりで参道は薄く紅色がかかっていた。「胡瓜封じ」とは胡瓜のなかに病気を封じこむこと。 (12月号 鶴巻頭 鶴抄一)
季語紹介 紅葉 読み方:コウヨウ(kouyou) 晩秋気温が下がると、落葉木は、葉が赤く色を染めたり、種類によって黄色に変わることの総称。 季節: 秋。 分類: 植物。 【weblio 季語・季題辞典より】
写真提供: 久谷の里山(写真のページ)様
竹内 評 「真魚板」は魚を料理する「俎」です。「暴れゐる」だから暴れているとなり巧い表現です。臨場感のある句になりました。 (12月号 鶴巻頭 鶴抄三)
季語紹介 鰤 読み方:ブリ(buri) ブリ科の回游魚で、出世魚の一つ。 季節: 冬。 分類: 動物。 【weblio 季語・季題辞典より】
写真: 無料写真素材「写真AC」より引用
竹内 評 田舎の旧家であった本家が無くなってから久しい。堀の跡や土塀の跡が残り往時を偲ぶ。そこに真っ赤な烏瓜がぶら下がっている。この句は沢山の人の共感を得た。 (通信つるき句会平成27年11月号 天籟の句(一)五点句)
季語紹介 烏瓜 読み方:カラスウリ(karasuuri) ウリ科のつる性多年草で、花がすめば楕円形の青い実ができ、秋から冬にかけて朱紅色に熟しながら、葉の枯れたつるからぶら下がっている。 季節: 秋。 分類: 植物。 【weblio 季語・季題辞典より】
写真: 無料写真素材「写真AC」より引用
竹内 評 選者を喜ばせる上手な句です。平易な中に「菊」「菊」と言葉を重ね、それが効いている。 (通信つるき句会平成27年11月号 地籟の句(三)三点句)
季語紹介 菊 読み方:キク(kiku) キク科の花の総称。 季節: 秋。 分類: 植物。
菊作り 読み方:キクズクリ(kikuzukuri) 菊を栽培すること。 季節: 秋。 分類: 植物。 【weblio 季語・季題辞典より】
写真: 無料写真素材「写真AC」より引用
次回予定
勝山句会 平成28年1月18日(月)19:30~ 坂本公民館にて
≪課題・・・ゆりかもめ・都鳥≫
句集「つるき」12月号を会長からいただいたのが、1月、、、坂本駅伝大会の用事で公民館へ顔を出したときに、別件で基幹センター(坂本公民館の入っている建物)に来ていた会長とバッタリ! 「会長、ちょうどいいところで! 句集の12月号、ありますか?」と声を掛けることができました。お仕事で忙しくされていたであろうに、会長、すぐに句集を持ってきてくださいました。どうもありがとうございました。・・・そうして、今日はもう2月6日です。早く1月号をもらわなければ。。。
拙者は食べた事が一度も無いのですが きっと 甘くておいしいのでしょうな~~~
千歳飴って、実は、椿祭りのおたやん飴と同じようなものなのかも??って想像してます。切っても切っても同じ顔が出てくるアレ。。。「おたやん飴」って名前じゃなかった???
ただ今お隣のかんむりオートへ トラック入院しています~~