久谷夢工房=勝山句会・自然石を使った常夜燈・椿の植栽

≪地域発信≫愛媛県松山市久谷地区
勝山句会
自然石を使った常夜燈
遍路道沿い・椿の植栽
(灯籠まつり)

勝山句会 平成27年9月+NHK俳句

2015年12月03日 | 勝山句会(平成27年度)2015年度

(勝山句会 於 坂本公民館 平成27年9月21日(月)19:30~)

  今日はもう12月3日です。ブログ作りが進まなくて申し訳ありません。

 季語紹介  子規忌 読み方:シキキ(shikiki)正岡子規の忌日。季節:秋。分類:宗教。月日:9月19日。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真:松山市ホームページより引用 

 竹内コメント 境内に子規の句碑「我見しより久しきひょんの茂哉」があります。

 ひょんの茂(ひょんの木)とは「いすの木」のこと。

蚊母樹 読み方:イスノキ(isunoki) マンサク科の常緑高木。庭木、建築材となる。季節:秋。分類:植物。 【weblio 季語・季題辞典より】

 泉町薬師寺のいすの木(松山市指定天然記念物)については、松山市ホームページ→観光イベント→松山の歴史文化→指定文化財→市指定文化財→記念物「いすの木(泉町 薬師寺)」に詳細があり、「いすの木は、さして珍しい木ではないが、これほど大きいのは珍しい。…云々」…これは一度見に行かねば。 (県立中央病院の東側にあります。)

 ひょんの実【瓢の実】について

「葉や枝にイチジク状の虫えい(虫こぶ)ができて、長さ4~5cmにもなり、その中の幼虫が成虫になって出たあとの穴に、風があたるとヒョウヒョウと鳴る。その音色から、別名ヒョンノキともいう。子供はこれを笛がわりに吹いて遊ぶこともあった。」

松山市ホームページ「いすの木」解説より】

 写真:「公益財団法人京都市都市緑化協会みどりの相談所だよりQ&A」より引用 

 毎年恒例、坂本公民館の地域めぐり事業で窪野町の正八幡神社を訪れた際に、地元の方に「これがひょんの実だよ。子どものころは笛にして遊んだもんだ。」と教えてもらいました。木の実だと思い込んでました。虫こぶだったんですね…。珍しくて、ずーっと持っていました。

 

 

 竹内 評  人生とは海のようなものと言った先人がいる。潮が引くと汚れた海底が覗き、満ちると隠れて一見平和な景色となる。今の世は引き潮だと。  (9月号 鶴巻頭 鶴抄三の句)

 季語紹介  初潮 読み方:ハツシオ(hatsushio) 陰暦8月15日満月の大潮の満潮。季節:秋。分類:地理。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真:無料写真素材「写真AC」より引用 

 

 竹内 評  「老体は耐ふる外無き残暑かな」ならば、材料が良いので「鶴抄」句。  (9月号 鶴巻頭 鴇抄三の句)

 季語紹介  残暑 読み方:ザンショ(zansho) 立秋以後の暑さ。季節:秋。分類:時候。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真:久谷の里山(写真のページ)様から引用 

 「鶴抄」とは  竹内さん編集の句集「つるき」には、「鶴巻頭」というコーナーがあります。「鶴抄一」「鶴抄二」「鶴抄三」「鴇抄一」「鴇抄二」「鴇抄三」「白鷺一」「白鷺二」「白鷺三」が、以前の「特選」「入選」「佳作」に対応しています。

 

 竹内 評  惜しい一句。「終えの一服」が「終へて一服」ならば「鴇抄」句。  (9月号 鶴巻頭 白鷺抄三の句)

 季語紹介  残暑 読み方:ザンショ(zansho) 立秋以後の暑さ。季節:秋。分類:時候。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真:久谷の里山(写真のページ)様から引用 

 

 竹内 評  真下から花火を見上げる人の大半は不思議と口を開けている。(調査済み)  (通信つるき句会平成27年8月号 地籟一 四点句)

 季語紹介  花火 読み方:ハナビ(hanabi) 火薬に他の薬料を配合して、球のなかにつめ、木筒などに入れて、火を点じて空中に打ちあげるもの。季節:夏、秋。分類:人事。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真:無料写真素材「写真AC」より引用 

 

 竹内 評  この句は肩の張ったところが無い。このような句の良さが判る選者が増えるといいですね。 (9月号 鶴巻頭 鶴抄二の句)

 季語紹介  台風(颱風) 読み方:タイフウ(taifuu) おもに秋に発生する熱帯性低気圧に伴う暴風雨。季節:秋。分類:天文。 【weblio 季語・季題辞典より】

 写真:無料写真素材「写真AC」より引用 

 そして最後に…  

蓮行さんに教えてもらって、初めて見た「NHK俳句」

 以下、NHK俳句のホームページより引用 

当日の司会者は岸本葉子さん。

選者は、星野高士さん。

ゲストは桂右團治さん(女性落語家として初の真打ち)でした。

星野選者、当日の生コメントより抜粋。7番(蓮行さんの句)

「これは、あの、別に難しいことは言ってませんね。なんとなく日常の感じなんですね。でも日課っていうのはみんなそれぞれあるじゃないですか。『朝起きてどうしよう…でも、落ち葉がちょっと積もっている。この落ち葉のことも日課に加えよう。』この落ち葉に対する想い、それが出てるんじゃないでしょうかね。」

入選作品発表後の司会者コメントより

「『落ち葉掃く~』すごく素直ですね。落ち葉の季節に続くなという感じがしました。」 

そして、入選作品。

 毎週、何千通(?)もの投句があるそうです。その中から選ばれた9句。

そして、9句の中から一席、二席、三席が選ばれます。

蓮行さん、これからも投句がんばってください。

 

 ブログ担当より  勝山句会の資料「つるき」はすでに10月号を預かっています。

10月19日(月)19:30~ 《課題季語》鶺鴒・背黒鶺鴒・石たたき・庭たたき・黄鶺鴒 ・・・句会開催済み。

11月16日(月)19:30~ 《課題》冬眠 ・・・句会開催済み。

(「次回予告」の存在が危ない…

12月の勝山句会は、たぶん、21日(月)(予定)でしょう。

「つるき」11月号、12月号を預かる前に、なんとかして10月号の句を紹介したいです。がんばります。


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4 コメント

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Unknown (かもぱぱ~^^)
2015-12-07 19:47:50
落ち葉の季節が終わると、、いよいよ  雪ですね~~
赤い山が  真っ白に変わっていく~~そして
新年でありますね~
中間写真に一昨年塗装した現場が載ってますね~~~
ありがたや~~
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かもぱぱ様へ (kimichan~)
2015-12-07 20:43:50
孝一さんの句の写真ですね?
どの家だろ~~??(笑)
返信する
Unknown (かもぱぱ~^^)
2015-12-10 16:20:39
黄色い家の奥の家でっす~~
くるくる回る散髪屋さんでっす~~~
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あー! KIN.NAMIバーバー (kimichan~)
2015-12-10 18:45:15
かもぱぱのヒントであの写真がどの辺を写したものか分かりました!
I口ご兄弟の家の裏から、KIN.NAMIバーバーの方角を撮影してるんですね。
納得~からの~安心~(笑)
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