受付票をみて驚いた。
あーーー三月になった。
そうか。
受付を済ませるが会長がいない。
一階に下りていくと会長の姿があった。
いや会長を認めるよりも早く天井の物体に目が釘付け。
私を見るなりニヤリとする。
どうやらこれを見せたかったようだ。

ミッ...ミラーボールと呼べばいいのか?
いろんな色に光りながら周りを彩り豊かに照らしていく物体。

きっとこの光りを踏まないようにステップを踏ませるのか。

練習中にかかる音楽が軽快なものだけにダンスホール化とするのに時間はかからないだろう。
会長曰く「夜が凄いんですよ。道行く人たちが驚いて釘付けになりますから。」
そうかもしれない。
そして会長から「マルちゃんのご冥福をいのります。」
有難い。



ユニークで心優しい会長である。
