”世界文化遺産 紀伊山地の霊場と参詣道”の『熊野古道』を歩きました。
まずは、実家の近くの「高野坂」へ
ここは、父が健康のため”散歩コース”にしているそうで。
往復約1時間のコースを父の案内で歩いて来ました。
この「高野坂」を調べてみると
「新宮市で、熊野古道がよく残っているところは、
広角から三輪崎に越える御手洗海岸沿いの高野坂です。
距離は約1.5kmで、50mほどの高台を越える楽なコースで、
海岸の景観が大変美しい古道です。
道沿いには石畳や石仏が残り、自然と歴史が体感できる手ごろな古道です。」
だそうです。
子供の頃は、『熊野古道』と聞いても、どこのことを言っているのか分からず、
単に「修行僧が歩いた道」や「山の人が昔から使っている山道」ぐらいの認識でしたね。
”世界文化遺産”に、この『熊野古道』が登録されてから、
よく人に聞かれるのですが、関東に来てから登録されたので、
どこのことを指すのか、正直分かりませんでした。。。
そんなこともあり、”今年は妻と二人で『熊野古道』を歩いてみる!”と
意気込んで、実家に帰省しました。
今回の「高野坂」は”高野坂登り口~御手洗(みたらい)海岸
~古道の石畳~おな神の森~大浜(王子ヶ浜)”の往復コース
↑ こんな軽装で出発。父には「そんな恰好で大丈夫か?」と言われましたが。
↑ 道はこんな感じです。
↑ 御手洗海岸:高野坂から王子ヶ浜を望む高野坂から王子ヶ浜を望む
<熊野灘を一望できる場所です>
この御手洗海岸は、神武天皇が熊野の女酋長ニシキトベを討った際に、
手に付いた血をこの磯の海水で洗ったという故事に因むとか。
熊野詣の人々が塩水で身を清めた禊(みそぎ)の場所です。
神武天皇が、ここで”手を洗った”から”御手洗(みたらい)”というらしいです。
↑ 古道の石畳
↑ おな神の森 :漁師の方々が安全祈願を願って建てたとか。
正式名称は「金光稲荷神社」:漁師の方々が安全祈願を願って建てたとか。
↑ 大浜(王子ヶ浜):約4km続く、熊野灘の海岸です。
↑ おまけ:これ何になるでしょう??
竹の”根子”で、竹藪に囲まれた道に剥き出しになっています。
これを加工して”煙草の『煙管(キセル)』”を作るそうです。
『煙管(キセル)』は、TVや映画などで見たことがありますが、
確かに”竹”で作られているのは知ってましたが、
竹の”根子”で作られているとは知りませんでした。。。
ではまた。
ただいま”建人(ケント)ゥ”中です!!
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