建人 建築事務所 徒然的な”独り言”

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『文化女子大学造形学部』卒業研究優秀作品展を観てきました。

2009-03-05 22:22:44 | 日記・エッセイ・コラム

リビングデザインセンターOZONEにて開催していた

『文化女子大学造形学部』卒業研究優秀作品展を観てきました。

久しぶりに大学生の卒業研究を観て“懐かしい感じ”がしました。

「自分も卒業研究の発表をしたなぁ~」と感傷に浸りながら見学しました。

さすが“卒業研究優秀作品”だけの展示だったので

数は少なかったですが面白い作品が並んでいました

工芸作品やグラフィック、建築作品そしてインテリアなどなど

斬新なものもあり、学生ならではのアイデアが

詰まっていた作品だったので面白かったですね。

すぐにでも“実用出来そうな作品”などもありました。

 

ただ。。ただ。。気になったことあり

建築の作品で“共同”とか“集合”というテーマが多かったのですが

作品を観て“個別”“プライバシー”を重要し過ぎているような感じを受けました。

“共同”“集合”で得られるで“個別”“プライバシー”にはないもの具体化し

“共同”“集合”で得られない“個別”“プライバシー”をどう改善していのかなど

もう少し掘り下げて作品にして欲しかったですね。

<個人的な感想なので気を悪くされた方すみません。>

 

卒業してからある教授に言われたことがあります。

「卒業研究の作品っていうのは、一生“引きずるよ”。

言い出来、悪い出来など関係なく

卒業研究での色々な思いが永遠心の中に残り

たぶん、一生忘れなれないよ。」と。

その言葉は印象深く心の中に今でもあります。

実際に卒業研究のタイトル『都市の楼閣』も覚えていますし

作品の内容も、制作した日々など

ましてや散々だった“プレゼンテーション”のことまで

今でも鮮明に覚えています。

それだけ卒業研究に“熱意”を込めていたのだと思います。

今回観た『文化女子大学造形学部』卒業研究優秀作品展

さまざまな“熱意”を込めて作った作品ですから

「一生“引きずる”ぐらいのもの。」だと思います。

この展示会を観て“いい刺激”を頂き“昔の熱意”を思い出しました。

 

 

  

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