ついに観てきました映画『容疑者χの献身』
ドラマの「ガリレオ」と福山雅治さんが好きで観るのを楽しみに、
それと原作の東野圭吾さんの大ファンなので、色々と期待して観に行ってきました。
映画を観る前にある映画評価のHPで調べたところ
な・なんと『大決戦!超ウルトラ8兄弟』が80点で『容疑者Xの献身』が40点って??
そんな不安の中鑑賞してきました。
映画としては結構楽しめた作品でした。
個人的な評価は「80点」ぐらいです。
ドラマの原作「探偵ガリレオシリーズ」は、ドラマになる前から好きだったので
「月9ドラマ」の「ガリレオ」も毎週観ていました。
映画の原作は、去年に読み終えていて、今読み直している最中です。
物語の結末が分かっている分、自分が持っている原作の世界観が、
映画の中でどのように表現されているか興味がありました。
ですが、この作品は「月9ドラマ」の映画化なので
安っぽい恋愛作品になっていないことを祈りつつ鑑賞しました。
感想としては、全体的に「月9ドラマ」っぽくない作りだったので
(安っぽい恋愛がなかったので)個人的には面白かったですね。
まぁ~ラストシーンは原作のような「切なさ」は薄い気がしましたが。。。
花岡靖子役の松雪泰子さんと、石神哲哉役の堤真一さんの演技が
この映画のキーポイントだったと思います。
とにかく、二人の迫真の演技が最高でした。
石神哲哉役の堤真一さんは、原作の外見のイメージとかけ離れていましたが、
さすが、堤真一さん原作を読み込んで、役作りをして内面をきちんと演じていたので、
映画を観ていて原作通り、石神哲哉の心の中を感じることが出来たと思います。
また、花岡靖子役の松雪泰子さんの演技も抜群でした。
幸薄そうな女性を見事に演じていました。
そんな二人のラストシーンの演技は、原作さながらの名シーンでした。
この映画の「献身」と言う「切ない」キーワードを物語る重要な場面、
演技が出来ないアイドル的な俳優さんが演じなかったのでよかったです。
また、原作通り映画の軸がこの二人だったので、
ラストが”より切ない”ものに仕上がったと思います。
<福山雅治さんや、柴咲コウさんの出演シーンを
無理に作っていなかったのが幸いでしたね。。。>
エンディング曲「最愛:KOH+」は、この映画のための曲だと深く感銘を受けました。
さすが、福山雅治さん!!天才ですね。
前回の「KISSして」では、ちょっとこの映画には合いませんからね。。。
もともと原作の『容疑者χの献身』は、「探偵ガリレオシリーズ」の世界で起きた事件であって
「ガリレオ=湯川学」が物語の主人公ではありません。脇役です。
主人公は「容疑者χ=石神哲哉 」であり、核となる登場人物は「容疑者=花岡親子」です。
そこで、映画はどのように「ガリレオ=湯川学」を主人公にするのか大変楽しみでした。
作り手がきちんと原作の世界を大切にしつつ、
「月9ドラマ」のガリレオの映画として完成させていた気がしました。
まぁ~原作の映画化はどの作品も賛否両論が付き物ですが。。。
建築の世界でも、同じ敷地、同じ条件で設計者が計画を行った場合、
その人数分だけ色々な計画が出てきます。
似ている計画があるかもしれませんが、全く同じ計画は生まれません。
設計をする人によって計画は多様なものが生まれます。
それと同じで、この映画はある人が思い描く
「探偵ガリレオシリーズ」の物語の一つだと思います。
原作を読んだ人すべてを満足させる、またそれ以上の作品を作るのは不可能だと思います。
原作の方がチープだったら別ですが。。。東野圭吾さんが原作ですからね。
ドラマと今回の映画で一つ難点があるといえば、
原作に描かれている登場人物の人物描写が薄すぎるということ。
製作上の都合もあると思いますが、もう少し掘り下げて欲しい気がします。
東野圭吾さんの作品は、犯罪を取り巻く人間の心の描写が
ストーリーに深みを持たせている作品なのでもったいない気がします。
この映画のヒットを機に再度ドラマ化して欲しいですね。
今度は「月9ドラマ」ではなく「火22」、「木22」の放送がいいですね。
ちゃんしたドラマとして制作してもらえるんだったら「土23」なんかは、どうでしょうね??
「33分探偵」のようなちょっと小馬鹿にしたような作りではなく、
きちんと観せるドラマとして制作して欲しい。
(「33分探偵」は観るに堪えなかった。。。フザケ過ぎ。。。
ジャニーズだったら何でもアリって感じがどうしても。。。)
原作の探偵ガリレオシリーズの最新刊が2冊同時10月24日に発売されるらしいです。
短編集の「ガリレオの苦悩」と長編の「聖女の救済」です。
短編の方をドラマで、長編をまた映画化して欲しいものです。
個人的にはとりあえず長編の「聖女の救済」を購入する予定。
短編集の「ガリレオの苦悩」は文庫が出たら買おうかな。
ドラマの「ガリレオ」と福山雅治さんが好きで観るのを楽しみに、
それと原作の東野圭吾さんの大ファンなので、色々と期待して観に行ってきました。
映画を観る前にある映画評価のHPで調べたところ
な・なんと『大決戦!超ウルトラ8兄弟』が80点で『容疑者Xの献身』が40点って??
そんな不安の中鑑賞してきました。
映画としては結構楽しめた作品でした。
個人的な評価は「80点」ぐらいです。
ドラマの原作「探偵ガリレオシリーズ」は、ドラマになる前から好きだったので
「月9ドラマ」の「ガリレオ」も毎週観ていました。
映画の原作は、去年に読み終えていて、今読み直している最中です。
物語の結末が分かっている分、自分が持っている原作の世界観が、
映画の中でどのように表現されているか興味がありました。
ですが、この作品は「月9ドラマ」の映画化なので
安っぽい恋愛作品になっていないことを祈りつつ鑑賞しました。
感想としては、全体的に「月9ドラマ」っぽくない作りだったので
(安っぽい恋愛がなかったので)個人的には面白かったですね。
まぁ~ラストシーンは原作のような「切なさ」は薄い気がしましたが。。。
花岡靖子役の松雪泰子さんと、石神哲哉役の堤真一さんの演技が
この映画のキーポイントだったと思います。
とにかく、二人の迫真の演技が最高でした。
石神哲哉役の堤真一さんは、原作の外見のイメージとかけ離れていましたが、
さすが、堤真一さん原作を読み込んで、役作りをして内面をきちんと演じていたので、
映画を観ていて原作通り、石神哲哉の心の中を感じることが出来たと思います。
また、花岡靖子役の松雪泰子さんの演技も抜群でした。
幸薄そうな女性を見事に演じていました。
そんな二人のラストシーンの演技は、原作さながらの名シーンでした。
この映画の「献身」と言う「切ない」キーワードを物語る重要な場面、
演技が出来ないアイドル的な俳優さんが演じなかったのでよかったです。
また、原作通り映画の軸がこの二人だったので、
ラストが”より切ない”ものに仕上がったと思います。
<福山雅治さんや、柴咲コウさんの出演シーンを
無理に作っていなかったのが幸いでしたね。。。>
エンディング曲「最愛:KOH+」は、この映画のための曲だと深く感銘を受けました。
さすが、福山雅治さん!!天才ですね。
前回の「KISSして」では、ちょっとこの映画には合いませんからね。。。
もともと原作の『容疑者χの献身』は、「探偵ガリレオシリーズ」の世界で起きた事件であって
「ガリレオ=湯川学」が物語の主人公ではありません。脇役です。
主人公は「容疑者χ=石神哲哉 」であり、核となる登場人物は「容疑者=花岡親子」です。
そこで、映画はどのように「ガリレオ=湯川学」を主人公にするのか大変楽しみでした。
作り手がきちんと原作の世界を大切にしつつ、
「月9ドラマ」のガリレオの映画として完成させていた気がしました。
まぁ~原作の映画化はどの作品も賛否両論が付き物ですが。。。
建築の世界でも、同じ敷地、同じ条件で設計者が計画を行った場合、
その人数分だけ色々な計画が出てきます。
似ている計画があるかもしれませんが、全く同じ計画は生まれません。
設計をする人によって計画は多様なものが生まれます。
それと同じで、この映画はある人が思い描く
「探偵ガリレオシリーズ」の物語の一つだと思います。
原作を読んだ人すべてを満足させる、またそれ以上の作品を作るのは不可能だと思います。
原作の方がチープだったら別ですが。。。東野圭吾さんが原作ですからね。
ドラマと今回の映画で一つ難点があるといえば、
原作に描かれている登場人物の人物描写が薄すぎるということ。
製作上の都合もあると思いますが、もう少し掘り下げて欲しい気がします。
東野圭吾さんの作品は、犯罪を取り巻く人間の心の描写が
ストーリーに深みを持たせている作品なのでもったいない気がします。
この映画のヒットを機に再度ドラマ化して欲しいですね。
今度は「月9ドラマ」ではなく「火22」、「木22」の放送がいいですね。
ちゃんしたドラマとして制作してもらえるんだったら「土23」なんかは、どうでしょうね??
「33分探偵」のようなちょっと小馬鹿にしたような作りではなく、
きちんと観せるドラマとして制作して欲しい。
(「33分探偵」は観るに堪えなかった。。。フザケ過ぎ。。。
ジャニーズだったら何でもアリって感じがどうしても。。。)
原作の探偵ガリレオシリーズの最新刊が2冊同時10月24日に発売されるらしいです。
短編集の「ガリレオの苦悩」と長編の「聖女の救済」です。
短編の方をドラマで、長編をまた映画化して欲しいものです。
個人的にはとりあえず長編の「聖女の救済」を購入する予定。
短編集の「ガリレオの苦悩」は文庫が出たら買おうかな。