建人 建築事務所 徒然的な”独り言”

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”世界文化遺産”の『熊野古道』を歩く。「高野坂」編

2009-01-08 11:20:11 | 旅行記

”世界文化遺産 紀伊山地の霊場と参詣道”『熊野古道』を歩きました。

まずは、実家の近くの「高野坂」

ここは、父が健康のため”散歩コース”にしているそうで。

往復約1時間のコースを父の案内で歩いて来ました。

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この「高野坂」を調べてみると

「新宮市で、熊野古道がよく残っているところは、

広角から三輪崎に越える御手洗海岸沿いの高野坂です。

距離は約1.5kmで、50mほどの高台を越える楽なコースで、

海岸の景観が大変美しい古道です。

道沿いには石畳や石仏が残り、自然と歴史が体感できる手ごろな古道です。」

だそうです。

 

子供の頃は、熊野古道』と聞いても、どこのことを言っているのか分からず、

単に「修行僧が歩いた道」「山の人が昔から使っている山道」ぐらいの認識でしたね。

”世界文化遺産”に、この『熊野古道』が登録されてから、

よく人に聞かれるのですが、関東に来てから登録されたので、

どこのことを指すのか、正直分かりませんでした。。。

そんなこともあり、”今年は妻と二人で『熊野古道』を歩いてみる!”

意気込んで、実家に帰省しました。

 

今回の「高野坂」は”高野坂登り口~御手洗(みたらい)海岸

~古道の石畳~おな神の森~大浜(王子ヶ浜)”の往復コース

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↑ こんな軽装で出発。父には「そんな恰好で大丈夫か?」と言われましたが。

   

Img_0001 高野坂登り口(広角)

 

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↑ 道はこんな感じです。 

 

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↑ 御手洗海岸:高野坂から王子ヶ浜を望む高野坂から王子ヶ浜を望む

   <熊野灘を一望できる場所です>

この御手洗海岸は、神武天皇が熊野の女酋長ニシキトベを討った際に、

手に付いた血をこの磯の海水で洗ったという故事に因むとか。

熊野詣の人々が塩水で身を清めた禊(みそぎ)の場所です。

神武天皇が、ここで”手を洗った”から”御手洗(みたらい)”というらしいです。

 

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↑ 古道の石畳

 

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↑ おな神の森 :漁師の方々が安全祈願を願って建てたとか。 

  正式名称は「金光稲荷神社」:漁師の方々が安全祈願を願って建てたとか。

 

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↑ 大浜(王子ヶ浜):約4km続く、熊野灘の海岸です。   

 

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↑ おまけ:これ何になるでしょう??

竹の”根子”で、竹藪に囲まれた道に剥き出しになっています。

これを加工して”煙草の『煙管(キセルを作るそうです。

『煙管(キセル)』は、TVや映画などで見たことがありますが、

確かに”竹”で作られているのは知ってましたが、

竹の”根子”で作られているとは知りませんでした。。。 

 

 

 

ではまた。

ただいま”建人(ケント)ゥ”中です!!  

 

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