さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

フィギュアスケートNHK 杯

2008年11月30日 21時54分51秒 | MM闘病記
今年もNHK杯が行われています。
私はフィギュアスケートが大好きです。

繰り返しにはなりますが、3年前、治療の為に入院していた私はフィギュアスケートのグランプリシリーズに夢中でした。
グランプリシリーズに限らず世界選手権など、同年はトリノで開催される冬季オリンピックの選手選考につながる大きな意味もあり、マスコミでも大きな注目を集めていました。
しかし、その年のグランプリファイナルを制した浅田真央選手は、年齢制限でオリンピックには出場できませんでした。

私は、オリンピックに出場する真央ちゃんを見る事が出来るのだろうか…
不安になりました。
急に、自分の4年後を考えさせられたのです。
仕方ないと笑顔で応える真央ちゃんには、当たり前のように4年後はあるのでしょう。
その4年後に対する思い、感覚の違いは、私が病を得たことにあるのは間違いないことなのですが、
しかし、その時感じた、恐怖心にも似た強い感覚は、私の事をあまりにも無神経に、強烈に包み込んだのです。
それが何を意味するのかは今でも分かりませんが、
以来、私はフィギュアスケートのシーズンが始まる度に、なんとも言えない深い感覚に包まれるようになりました。
生きている自分を実感すると言うなかな。

さて、今年のNHK杯、真央ちゃんのフリーを見ていたら急に涙が…
最後には号泣している自分がいて、びっくりしました。
とっても感動したんです。
でも、それだけではないものがあったのかなぁ。
自分でも本当にびっくりしました。
スケートの演技を見て、感動して泣けてくるなんて。

ちなみに、選手としては中野友加里さんが大好きです。
トリノオリンピックだって、なんで中野友加里じゃなくて安藤なのかと思いました。
でも今回、トリプルアクセルがダブルになってしまい、点数があまり伸びませんでしたが、ファイナル出場が決まり、本当に嬉しいです。
また、高速のドーナツスピンが見られるのが、楽しみです。

最後はなんだかまとまらなくなってしまいましたが、今夜はエキシビション!
楽しみです。

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2 コメント

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みんな同じなんですね! (aylton)
2008-12-03 01:08:52
さゆりさん,年金申請のために奔走していますね。でもそんな元気が出ていることに少し安心感があります。私も実は障害年金の申請しました。いろいろと書いて,通ったものの,今は仕事に復帰しているので,停止中です。通ってもそうなることも知らずにびっくりでした。
 私の場合は「F1グランプリ」です。レースの最高峰で1年に1回日本に帰ってきます。今年も富士まで行ってきました。一度だけ入院中でちょうどつらい時期で行けませんでしたが,毎年1回の楽しみです。その帰り道に「来年も来れるかなあ。いや絶対に来る!
」と心に言い聞かせて帰ってきます。みんな同じですよ。毎日を充実させていきましょう。Fight
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Unknown (まり猫)
2008-11-30 22:47:35
そういうことって、ありますよね。
私の場合はサッカーのワールドカップです。

息子たちがサッカーをしていたので、サッカー観戦はすきでした。

暗くなった大部屋の病室で、思わず「がんばれ!」って大声を出してしまったことなどが思い出されます。

その時、さゆりさんと同じことを考えました。

4年後の試合のときは、はたして自分は生きているのか・・・と。

春になったらさゆりさんの笑顔に会えますように。
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