最近参加している大学のセミナーで患者は主治医と何が話したいか、という話題になった。
では、ということで宿題が出された。
1)医師と何を話したいか
2)どうしたら、医師を信頼できるか
3)もし、医師を戦友というのであれば、戦友になるタイミングはどこか
(告知した時から?治療開始から?そのほか??)
いくつかのレポートがまとめられて議事録に添付された。
ある人は、主治医に戦友であることを求め、
ある人は、世間話なんて不必要、ただ、病気のこと、治療のこと、きちんと情報提供して欲しい、という。
ある人は、ただ微笑んで会話してくれていれば、心と心で通じ合えるもの、言葉なんて敢えて必要ない、という。
様々なニーズがある中で、満たされていない現状があると判断は出来るのだけれど。。。
それは、患者自身がもう一歩歩み寄るべきなのか、
もしくは、それをスムーズに出来るような仲介人が必要になるのか。
医療者自身が歩み寄るべきなのか。
そのいずれもが必要なのかもしれないと思った。
しかし、自分の今の主治医との関係を見つめ、
やはり、満たされていないわけなのだが、どこがどうなればしっくりくるのかさえも自分で見出すことが出来ない。
それってやっぱり、個人の課題なのかもしれない。
以下、参考までに私の考えを簡単にまとめることとする・・・
1)医者と何を話したいか
今の私にとって医者は戦友であって欲しいと思う。つまり、過去のデータ、学会のデータに基づいた治療方針ではなく、私のことを理解したうえでの治療方針の提供が出来る医者であって欲しい。そして、看護師でもある私にとっては患者になれる場所がなにより欲しい。何を話せれば満足、何が聞ければ満足というものではなく、プロとして、私にとって一番よい方法であるという判断のもとに医療が提供されていればよい。もしくは、選択肢が与えられればいいんです。もちろん、医療者でもありますから一般の方以上に得たい知識は多いかもしれない。
もしかしたら、結構、受身的で理想が高いのかもしれない。ですから、自分なりに医者との信頼関係を深めるために積極的なコミュニケーションを図ったこともあります。お互いの人間関係の距離を縮めるために。それによって、私のことも理解して欲しかったり、先生のことももっと理解したいと思ったり。
しかし、医者、ナースとしての人間関係が深まるのみで、いち患者としてはかえって接しにくくなりました。
ちなみに、入院中世話になっていたプライマリ・ナースは今では、よき友人でありよき職場の同僚です。ですが、外来での経過を話すことを拒否されたことがあります。彼女自身をつらい思いにさせてしまったのです。
つまり、医療者に戦友であると思い込ませては欲しいのですが、現実問題として
は、厳しいのだとも思います。そして、今現在自分自身にとっての戦友と認識できるのは、同じ病気を抱えるML等で知り合った患者さん、でしかないのかもしれません。決して裏切られることのない戦友、だと思うからです。
じゃあ医者に何を求めるか、というと、患者から信頼され続けるためのアセスメント能力と十分な情報提供なのかもしれません。
2)どうしたら医者を信頼できるか
いちいち説明すること。相手にとってのメリットをちゃんと説明できること。つまり、なんだかんだいっても医者の提示する医療(商品)を買うか買わないか、どれを選ぶか、ということな気がします。薬を処方します。その患者さんにとっての期待できる効果だけしか話ません。値段も知りません、副作用なんてたぶん出ないと思って説明もしません、そんなのでは信頼は出来ません。
そして、どれだけ患者さんのニーズに合った医療を提供できるか、ではないかと思います。チャレンジしたい、緩和ケアをして欲しい、寝たきりでも良いから生きていたい、仕事できる時間を長くすることが優先、等個々のニーズにどれだけ耳を傾けているか。そして、時に自分の家族だったら・・・という視点で話が出来る医師に対しては、信頼感が増すように思います。
3)戦友になるタイミング
いつでもいいです。
しかし、第一印象で任せてられる!と思えるのが一番幸せだと思います。
では、ということで宿題が出された。
1)医師と何を話したいか
2)どうしたら、医師を信頼できるか
3)もし、医師を戦友というのであれば、戦友になるタイミングはどこか
(告知した時から?治療開始から?そのほか??)
いくつかのレポートがまとめられて議事録に添付された。
ある人は、主治医に戦友であることを求め、
ある人は、世間話なんて不必要、ただ、病気のこと、治療のこと、きちんと情報提供して欲しい、という。
ある人は、ただ微笑んで会話してくれていれば、心と心で通じ合えるもの、言葉なんて敢えて必要ない、という。
様々なニーズがある中で、満たされていない現状があると判断は出来るのだけれど。。。
それは、患者自身がもう一歩歩み寄るべきなのか、
もしくは、それをスムーズに出来るような仲介人が必要になるのか。
医療者自身が歩み寄るべきなのか。
そのいずれもが必要なのかもしれないと思った。
しかし、自分の今の主治医との関係を見つめ、
やはり、満たされていないわけなのだが、どこがどうなればしっくりくるのかさえも自分で見出すことが出来ない。
それってやっぱり、個人の課題なのかもしれない。
以下、参考までに私の考えを簡単にまとめることとする・・・
1)医者と何を話したいか
今の私にとって医者は戦友であって欲しいと思う。つまり、過去のデータ、学会のデータに基づいた治療方針ではなく、私のことを理解したうえでの治療方針の提供が出来る医者であって欲しい。そして、看護師でもある私にとっては患者になれる場所がなにより欲しい。何を話せれば満足、何が聞ければ満足というものではなく、プロとして、私にとって一番よい方法であるという判断のもとに医療が提供されていればよい。もしくは、選択肢が与えられればいいんです。もちろん、医療者でもありますから一般の方以上に得たい知識は多いかもしれない。
もしかしたら、結構、受身的で理想が高いのかもしれない。ですから、自分なりに医者との信頼関係を深めるために積極的なコミュニケーションを図ったこともあります。お互いの人間関係の距離を縮めるために。それによって、私のことも理解して欲しかったり、先生のことももっと理解したいと思ったり。
しかし、医者、ナースとしての人間関係が深まるのみで、いち患者としてはかえって接しにくくなりました。
ちなみに、入院中世話になっていたプライマリ・ナースは今では、よき友人でありよき職場の同僚です。ですが、外来での経過を話すことを拒否されたことがあります。彼女自身をつらい思いにさせてしまったのです。
つまり、医療者に戦友であると思い込ませては欲しいのですが、現実問題として
は、厳しいのだとも思います。そして、今現在自分自身にとっての戦友と認識できるのは、同じ病気を抱えるML等で知り合った患者さん、でしかないのかもしれません。決して裏切られることのない戦友、だと思うからです。
じゃあ医者に何を求めるか、というと、患者から信頼され続けるためのアセスメント能力と十分な情報提供なのかもしれません。
2)どうしたら医者を信頼できるか
いちいち説明すること。相手にとってのメリットをちゃんと説明できること。つまり、なんだかんだいっても医者の提示する医療(商品)を買うか買わないか、どれを選ぶか、ということな気がします。薬を処方します。その患者さんにとっての期待できる効果だけしか話ません。値段も知りません、副作用なんてたぶん出ないと思って説明もしません、そんなのでは信頼は出来ません。
そして、どれだけ患者さんのニーズに合った医療を提供できるか、ではないかと思います。チャレンジしたい、緩和ケアをして欲しい、寝たきりでも良いから生きていたい、仕事できる時間を長くすることが優先、等個々のニーズにどれだけ耳を傾けているか。そして、時に自分の家族だったら・・・という視点で話が出来る医師に対しては、信頼感が増すように思います。
3)戦友になるタイミング
いつでもいいです。
しかし、第一印象で任せてられる!と思えるのが一番幸せだと思います。
04年1月から現在まで2年8ヶ月現在の主治医は主治医は4人目です。病院には血液内科医は3名、上の2人は同じですが3人目は(僕の主治医)一年交代。しっかり引き継いでもらってると信じてます。上の二人も僕の病状を把握していると信じてますが。医師との戦友関係やどの程度の信頼関係やら考える余裕も有りません。
「あれ?そんなにつらかったの?いつも笑ってたし、自分のことは自分でできる手の掛からない患者さんだと思っていて、ついあなたのことを気に掛けることを忘れがちになってたの。ごめんね」
そうか、皆忙しそうだからつい我慢してたけど、つらい時は甘えてもいいのか・・・と開眼。
でも、やっぱりついこのぐらいなら我慢できるって思ってしまいます。その辺の訴え方を教えていただきたいなと思います。
やっぱり、ナースは忙しいですからね。
どうしても、優先順位を考えて行動することになります。
プライマリ・ナースとかがいれば、窓口になってじっくり訴えを聞いてくれることもあるのかもしれませんけどね。そう、だから誰でも良いので、頼りに出来るナースを一人決めておくと良いかもしれませんね。
あとは、我慢してもいいことと、我慢する意味のないこと、我慢することでかえって危険なこと、がありますからね。その辺が判断できなければ、とりあえず、ナースに話してみるのは良いと思います。
文字数の都合上、詳しく書けませんね。日を改めてその辺のことを書いてみたいと思います。
食欲には勝てません。。。
でも、後で必ずコメントさせて頂きますね!
だって、この件は、母(患者)と良く話すテーマですから。
私の場合は、ドクターは医療のプロでコミュニケーションのプロじゃないってことを念頭にあるものですから、どういうふうにすればうまくコミュニケーションがとれるかってことを地道に探っております。
すべてはそれからかなーって感じで。