■「 麺 」
★ 秋風が吹いてザルからカケに変え 篤子
朝ドラを見ながら昼餉のうどん踏む ちどり
★★★ 味よりも色紙自慢のラーメン屋 蚤助
いい出汁はとれたが麺と妻が切れ 蝉坊
犬もそば食うと思ったわんこそば 蚤助
うどん屋で出会い太くて長い仲 蝉坊
うどん屋に4年通って学士様 蚤助
うんちくの蕎麦屋のお茶がぬるくなり 蝉坊
片手鍋そうめん巡る夏がゆく 蝉坊
乾麺にサラダのっけて今風に 篤子
君の打つ麺は太さにゃこだわらず 流美ん
混沌をまとめてこねてのして切り 蝉坊
★★ さあどうだ盛りでうならす蕎麦自慢 流美ん
ざるそばが飽きて来る頃彼岸入り 良弘
汁はねるカレーうどんは難敵だ 猫じゃ猫じゃ
人生もスパゲッティもアルデンテ 蝉坊
新そばに呼ばれてくぐる縄のれん ちどり
★★ 好きなメン俺は太麺妻イケメン 小心居士
すすれずに隣の客の音を聞く 織妃女
ズルズルとすすれぬユーにプチ自慢 純一
そうめんの白の心にもどりたい 織妃女
そうめんはもらうものだと決めている 蚤助
そうめんを出産までは流すまい 蝉坊
そば打ちの技に客寄るガラス越し 蚤助
蕎麦を打つ手が胸を打つ山の宿 蝉坊
ダイエット蕎麦を薦める医師肥満 小心居士
ダイエット天敵になる米と麺 純一
タヌキよりキツネと言い張る狸腹 小心居士
津軽そばかっちゃ追加だ盛り一枚(いぢめ)! 蝉坊
★ 年越しを立ち食いに寄り上野駅 良弘
喉仏そうめん会釈せず通る 蚤助
延びた麺腹に入れば同じこと 猫じゃ猫じゃ
パスタ巻く指見せ君が誘う恋 良弘
初給料ライスも付けてチャーシュー麺 良弘
初デート麺をすすれず時間食う 霜降
冷や麦のピンクの麺が悩ましい ちどり
昼うどん昨日ラーメン明日はそば 芳男
皆手打ち武士も拍手も麺もあり 純一
★★ めちゃうまい妻にかくれてカップ麺 駄作
麺打ちのしたたる汗はかくし味 猫じゃ猫じゃ
麺打ちのひたいの汗が隠し味 小心居士
麺グルメ講釈長く味損ね 霜降
麺好きで真夏日茹でる妻かなし 篤子
麺啜りむせて老化の一里塚 篤子
麺作り腰を犠牲にコシ作る 純一
麺棒は鴨居のうえに飾るもの 蝉坊
もらいものラーメン昼はラーメンだ 蚤助
ラーメンがうますぎるのもちと悲し 蚤助
ラーメンが汁の代わりと無理きかず 芳男
ラーメンとなって大化け中華そば 純一
ラーメンに賭けて支えた妻がいる 蝉坊
ラーメンはとん骨でなきゃ通じない 織妃女
ラーメンはどんな神かと牧師の子 小心居士
ラーメンライス少しホロリとして食べる 蚤助
ラーメンを店主アートと言い出した 蚤助
力みすぎうどん捏ねたら腰に出た 芳男
■「 みつける 」
脚長い人は向かないレスリング 蝉坊
あの星を君にあげると何人め 蝉坊
★★ 雨あがり銀河のような蜘蛛の糸 流美ん
一番の敵は鏡の中にいた 蚤助
いらぬことあらを見つけて得意顔 猫じゃ猫じゃ
魚河岸に票を見つけた都知事殿 猫じゃ猫じゃ
失せ物がたんと出てきた大掃除 蚤助
旨い酒見つけるたびに大宴会 篤子
雨量計国の県のと耳障り 蝉坊
エリートのダークスーツの肩のフケ 蝉坊
遠藤に勝った力士は縁遠く 蝉坊
お互いに良い所見つけ老いの道 篤子
★ おひねりの方に倒れた斬られ役 蚤助
織りむらが見つかる様では半人前 織妃女
★★ 拡大鏡見て二寸半織り戻す 織妃女
額縁に諭吉みつけた妻の声 小心居士
かくれんぼ鬼が隠れて一人の子 良弘
肩車する仲なのに恋未満 蝉坊
角々に五輪を護るコンバット 蝉坊
漢字だと骨粗鬆症骨っぽい 蚤助
期限切れ発掘された冷蔵庫 蚤助
切れ端にためらい傷のあるメロン 蚤助
屑籠に握り潰した殴り書き 流美ん
極小の秘密見つけてノーベル賞 蚤助
17時(ごじ)が過ぎ娘迷子になりたがる 良弘
誤字脱字見つけてニヤリ上司面 純一
子の目線親の寛容追い求め 流美ん
探し物なんで探すか忘れてる 小心居士
探し物用が済んだら顔を出す ちどり
散歩道コスモス見つけ秋となる 霜降
十両に愛着が湧く大相撲 蝉坊
親近感目方が同じアスリート 蝉坊
捨てた恋心の闇に潜んでる 芳男
台風が落として行った栗見つけ 篤子
台風じゃなくても孤立してる人 蝉坊
多忙でも寸暇を見つけ酒の席 篤子
断捨離が忘れた趣味を脱皮させ 蝉坊
★ 妻を看る娘に若き妻を観る 蝉坊
手にシミを見つけて母を思う歳 篤子
都会人言葉の端に国訛り 芳男
時にぼけキカジも上手く老いの道 篤子
(※キカジとは耳が遠い事の津軽弁です)
流れ星全部祈れず次を待つ 純一
なぜなんだ妻のへそくり桁違い 駄作
何の鍵引き出しの奥記憶なし 芳男
日本酒は強すぎますと病み上がり 蝉坊
暖簾越し部下の声聞き素通りし 小心居士
腹ゆるみコンビニ見るも走れない 純一
★ 針に糸通せず穴がかくれんぼ 織妃女
被写体の粗さが映える高画質 蚤助
人柄も一緒に出したゴミ出し日 蚤助
人混みにいても見つける自信ある 良弘
日の光梅雨の介護を支援する 蝉坊
美容外科また漫画家と砂かぶり 蝉坊
ポケモンと鬼ごっこして一万歩 ちどり
舛添のおかげで見えた伏魔殿 純一
窓際で夢を見つける夢を見る 良弘
満月をマジマジ見れどノーメモリー 霜降
見つめられドキドキしたらお弁当 純一
実をつけず剪定したら新芽出る 芳男
メガネどこ頭にかけて探してる 小心居士
目覚めた手指が見つけた婆の指 篤子
もったいないデイサービスの雨の日は 蝉坊
良いところ一つぐらいは誰にでも 小心居士
林檎の実転がることを見つけてる 篤子
レントゲン反骨心も写ってる 蚤助
10月のお題/毎月25日締切り
1.「 ばいばい 」 2.「 かぶる 」
出題・芳男さん
五十音順 / 会員による互選
★★★=天,★★=地,★=人
互選結果は翌月公表
《 関連ブログ 》
● ただの蚤助「けやぐの広場」
川柳と音楽、映画フリークの独り言。
http://blog.goo.ne.jp/keyagu575
★ 秋風が吹いてザルからカケに変え 篤子
朝ドラを見ながら昼餉のうどん踏む ちどり
★★★ 味よりも色紙自慢のラーメン屋 蚤助
いい出汁はとれたが麺と妻が切れ 蝉坊
犬もそば食うと思ったわんこそば 蚤助
うどん屋で出会い太くて長い仲 蝉坊
うどん屋に4年通って学士様 蚤助
うんちくの蕎麦屋のお茶がぬるくなり 蝉坊
片手鍋そうめん巡る夏がゆく 蝉坊
乾麺にサラダのっけて今風に 篤子
君の打つ麺は太さにゃこだわらず 流美ん
混沌をまとめてこねてのして切り 蝉坊
★★ さあどうだ盛りでうならす蕎麦自慢 流美ん
ざるそばが飽きて来る頃彼岸入り 良弘
汁はねるカレーうどんは難敵だ 猫じゃ猫じゃ
人生もスパゲッティもアルデンテ 蝉坊
新そばに呼ばれてくぐる縄のれん ちどり
★★ 好きなメン俺は太麺妻イケメン 小心居士
すすれずに隣の客の音を聞く 織妃女
ズルズルとすすれぬユーにプチ自慢 純一
そうめんの白の心にもどりたい 織妃女
そうめんはもらうものだと決めている 蚤助
そうめんを出産までは流すまい 蝉坊
そば打ちの技に客寄るガラス越し 蚤助
蕎麦を打つ手が胸を打つ山の宿 蝉坊
ダイエット蕎麦を薦める医師肥満 小心居士
ダイエット天敵になる米と麺 純一
タヌキよりキツネと言い張る狸腹 小心居士
津軽そばかっちゃ追加だ盛り一枚(いぢめ)! 蝉坊
★ 年越しを立ち食いに寄り上野駅 良弘
喉仏そうめん会釈せず通る 蚤助
延びた麺腹に入れば同じこと 猫じゃ猫じゃ
パスタ巻く指見せ君が誘う恋 良弘
初給料ライスも付けてチャーシュー麺 良弘
初デート麺をすすれず時間食う 霜降
冷や麦のピンクの麺が悩ましい ちどり
昼うどん昨日ラーメン明日はそば 芳男
皆手打ち武士も拍手も麺もあり 純一
★★ めちゃうまい妻にかくれてカップ麺 駄作
麺打ちのしたたる汗はかくし味 猫じゃ猫じゃ
麺打ちのひたいの汗が隠し味 小心居士
麺グルメ講釈長く味損ね 霜降
麺好きで真夏日茹でる妻かなし 篤子
麺啜りむせて老化の一里塚 篤子
麺作り腰を犠牲にコシ作る 純一
麺棒は鴨居のうえに飾るもの 蝉坊
もらいものラーメン昼はラーメンだ 蚤助
ラーメンがうますぎるのもちと悲し 蚤助
ラーメンが汁の代わりと無理きかず 芳男
ラーメンとなって大化け中華そば 純一
ラーメンに賭けて支えた妻がいる 蝉坊
ラーメンはとん骨でなきゃ通じない 織妃女
ラーメンはどんな神かと牧師の子 小心居士
ラーメンライス少しホロリとして食べる 蚤助
ラーメンを店主アートと言い出した 蚤助
力みすぎうどん捏ねたら腰に出た 芳男
■「 みつける 」
脚長い人は向かないレスリング 蝉坊
あの星を君にあげると何人め 蝉坊
★★ 雨あがり銀河のような蜘蛛の糸 流美ん
一番の敵は鏡の中にいた 蚤助
いらぬことあらを見つけて得意顔 猫じゃ猫じゃ
魚河岸に票を見つけた都知事殿 猫じゃ猫じゃ
失せ物がたんと出てきた大掃除 蚤助
旨い酒見つけるたびに大宴会 篤子
雨量計国の県のと耳障り 蝉坊
エリートのダークスーツの肩のフケ 蝉坊
遠藤に勝った力士は縁遠く 蝉坊
お互いに良い所見つけ老いの道 篤子
★ おひねりの方に倒れた斬られ役 蚤助
織りむらが見つかる様では半人前 織妃女
★★ 拡大鏡見て二寸半織り戻す 織妃女
額縁に諭吉みつけた妻の声 小心居士
かくれんぼ鬼が隠れて一人の子 良弘
肩車する仲なのに恋未満 蝉坊
角々に五輪を護るコンバット 蝉坊
漢字だと骨粗鬆症骨っぽい 蚤助
期限切れ発掘された冷蔵庫 蚤助
切れ端にためらい傷のあるメロン 蚤助
屑籠に握り潰した殴り書き 流美ん
極小の秘密見つけてノーベル賞 蚤助
17時(ごじ)が過ぎ娘迷子になりたがる 良弘
誤字脱字見つけてニヤリ上司面 純一
子の目線親の寛容追い求め 流美ん
探し物なんで探すか忘れてる 小心居士
探し物用が済んだら顔を出す ちどり
散歩道コスモス見つけ秋となる 霜降
十両に愛着が湧く大相撲 蝉坊
親近感目方が同じアスリート 蝉坊
捨てた恋心の闇に潜んでる 芳男
台風が落として行った栗見つけ 篤子
台風じゃなくても孤立してる人 蝉坊
多忙でも寸暇を見つけ酒の席 篤子
断捨離が忘れた趣味を脱皮させ 蝉坊
★ 妻を看る娘に若き妻を観る 蝉坊
手にシミを見つけて母を思う歳 篤子
都会人言葉の端に国訛り 芳男
時にぼけキカジも上手く老いの道 篤子
(※キカジとは耳が遠い事の津軽弁です)
流れ星全部祈れず次を待つ 純一
なぜなんだ妻のへそくり桁違い 駄作
何の鍵引き出しの奥記憶なし 芳男
日本酒は強すぎますと病み上がり 蝉坊
暖簾越し部下の声聞き素通りし 小心居士
腹ゆるみコンビニ見るも走れない 純一
★ 針に糸通せず穴がかくれんぼ 織妃女
被写体の粗さが映える高画質 蚤助
人柄も一緒に出したゴミ出し日 蚤助
人混みにいても見つける自信ある 良弘
日の光梅雨の介護を支援する 蝉坊
美容外科また漫画家と砂かぶり 蝉坊
ポケモンと鬼ごっこして一万歩 ちどり
舛添のおかげで見えた伏魔殿 純一
窓際で夢を見つける夢を見る 良弘
満月をマジマジ見れどノーメモリー 霜降
見つめられドキドキしたらお弁当 純一
実をつけず剪定したら新芽出る 芳男
メガネどこ頭にかけて探してる 小心居士
目覚めた手指が見つけた婆の指 篤子
もったいないデイサービスの雨の日は 蝉坊
良いところ一つぐらいは誰にでも 小心居士
林檎の実転がることを見つけてる 篤子
レントゲン反骨心も写ってる 蚤助
10月のお題/毎月25日締切り
1.「 ばいばい 」 2.「 かぶる 」
出題・芳男さん
五十音順 / 会員による互選
★★★=天,★★=地,★=人
互選結果は翌月公表
《 関連ブログ 》
● ただの蚤助「けやぐの広場」
川柳と音楽、映画フリークの独り言。
http://blog.goo.ne.jp/keyagu575