雪催ひ 年越しそばに 夢託す
私なりに、この一年を今年の干支(庚寅 かのえ・とら)から振り返ってみたいと思います。
「庚」は、・継承・継続 ・償う ・更新 を意味する。
前年からのものを断絶することなく継続して色々の罪・汚れを払い清めて償うと共に思い切って更新して行かねばならないことを意味する。革命ではなく、進化にもっていくことが必要。
「寅」は、進むと共に敬(つつし)む意味がある。
志を同じくするものが互いに寅(つつし)み亮(たす)けあうべきものであることを意味する。
この一年の政治のあり方としては、
民主党は、志を同じくするものが協力一致して、政権を獲得した理念を実現すべく前年からのものを断絶することなく継続して色々の罪・汚れを払い清めて償うと共に思い切って更新・進化して行かねばならない。そうしないと来年は、より深刻になる
と言うことだったろうと思います。
結果はと言うと、
一致協力: 菅首相 対 小澤元代表の抗争に鳩山前首相も加わり協力どころか対立が深まり、いまやにっちもさっちもいかない状況です。これで政策は進まず不満が鬱積しています。
罪・汚れを払い清め: 鳩山前首相は、金銭感覚の欠如、日米安保にみる安全保障感覚の欠如、朝令暮改を恥と思わぬ無神経さ。
小澤元代表は、庶民感覚から遠く離れた金銭感覚で税金を自分の金にして?それでも身にやましいことはないと言い張る傲慢さ。
菅総理は、優柔不断で物事を決断しないつけが、今の政治・経済・対外関係の状態を招いている。
このように、自分達の悪いところを認めず罪・汚れを払い清めるどころか開き直り、身内の争いに明け暮れている。日本の将来や国民のことを考えているようにも見えず、政権奪取時の民主党の理念は、どこに行ってしまったのかと目を覆いたくなる一年でした。更新・進化どころか、一部更新・停滞・後退の一年で、我々にとっては、景気は回復せず、失業率も改善されず、明るい将来が見えない一年だったといえるでしょう。
このままでは、来年はもっと深刻な事態に進むのではと心配です。
しかし、
皆さん、日本人の底力を信じ、未来に希望を持って新年を迎えましょう。
来年は、良い年になりますように!!
(安岡正篤氏著書「干支の活学」を引用しています。)
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