除夜の鐘動画で遊ぶ孫愛し
2012年は、干支「壬辰(みずのえ・たつ)」から見ると
昨年のような紆余曲折、因循姑息は許されないので、これらの仕事を、
理想に向かって辛抱強くかつ慎重に、いろいろの抵抗や妨害と闘いながら
歩みを進めていくことができる、自分を捨ててもやり抜く覚悟を持った人物
が、多く出てこなければならない。
私利・私欲・野心を持った人が多く出てくると、日本はますます
混迷の中に入り込むのではないかと心配ですが。
と書きました。
(安岡正篤氏著書「干支の活学」を引用しています。)
今年は、
・昨年の東北大震災からの復興事業、放射能除染作業、福島第一原子力発電所
の廃炉に向けた作業など
・必要な財源を確保するための行政改革の実施(国会議員定数の削減、公務員
定数の削減、公的年金の統一化、無駄な公共事業の削除など)
・消費税増税など税制の整備
・中国、ロシアなどの領土侵略への対応
・日米同盟の強化(沖縄米軍基地の問題)
がありましたが、
民主党 野田政権は何一つ決められない政治を展開し、与党内野党の小澤一郎
に翻弄され、人材不足でなるべき資質がないのに年功だけで大臣になり、満足な
国会答弁もできず、国民の笑い者になり、あげくに問責を連発された人の多かった
ことか。民主党は、人材がいなかったことが判明した。
こんな政党に政権をゆだねた我々にも責任があると思います。
こんなことで、消費税増税を除いて、上記の問題に何一つ進展を見ることなく、
日本の存在を希薄にし、近隣諸国に思うようにやられた一年だったと思います。
まさに干支が示唆した通りになりました。
遅かったといえども、野田さんが解散を決意してくれたので、日本は救われたと
いえます。
自由民主党は、奢らずに確実な政策を実行してほしいとものです。
来年は、経済復興の年でありますように。