絆とは
「人と人との断つことのできないつながり」「離れがたい結びつき」
東北大震災後、盛んに使われ、現在も使われている「絆」
最近、むなしく響く「絆」という言葉
震災後、1年近く経過して人々の心は変わったのか
多くの寄付金が集まった、たくさんのボランティアも参加している
これで十分だし、後は被災地で行えばよいというのか
がれき処理に見られる「住民のエゴ」は、絆に恥じないのか
被災地の復興は、がれき処理が終わらないと進まない
貴方の子供や孫が住んでいるところで、がれき処理をすると言われ
本当に納得できるのか、という声が聞こえてきそうです
このような問題を排除するためにも、国民全員がこの処理を担う必要があると思う
どうすればよいか
それは、がれき処理能力を備えた焼却炉を持つ自治体は全て、がれき処理を担当することだと思う
エゴを捨て、必要なデータなどで安全確保を図り、科学的数値を信頼して、粛々と処理を進める
これが本当の「絆」なのではないか
一年近くたつのに、将来が見えない、考えられない被災地の皆さんのお気持ちを思えば
皆でこれを分かち合う必要があると思うのですが
日本の良さは何処へいったのか
過去から営々として築いてきた「縦のつながりの強さ」「ご近所の助
け合い精神」「人を思いやる心」「長幼の序」などが、だんだんと
無くなっていくようで寂しい気がする
政治主導を期待したいが、今の政府では無理だろう
必要なのは
石原東京都知事のようなリーダーシップのある、信頼できる、押しのある人
私達がエゴを捨て、困っている人たちの役に立つことに誇りを感じること
「絆」の意味をもう一度考えてみよう