望洋−20(望洋(続き))
9.望洋(続き) 9.3.幸ノ浦での㋹の訓練 豊浜で訓練した㋹は、120キロの爆雷を両側、操縦席の左右に抱えるように腕型の鉄がついており、甲一型と呼ばれていた。 幸ノ浦の㋹は...
望洋−21(任務地へ)
(第3章 戦況) 10.任務地へ 海上挺進第四戦隊もいよいよ任務地に赴く時が来た。 他の...
望洋−22(座間味島)
11.座間味島 11.1.座間味島で待機 12月12日、あと一日で宮古島に到着する予定であったが、軍命令により、座間味島にて下船し、次の船を待って宮古島に行くことになった。 ...
望洋−23(戦隊の戦闘)
12.第一戦隊の戦闘 座間味島の集団自決について語る前に、座間味島における戦闘を述べておく。座間味島に第一戦隊が、阿嘉島・慶留間島に第二戦隊、渡嘉敷島に第三戦隊が展開していた。こ...
望洋−24(座間味島の集団自決)
13.座間味島の集団自決 海上挺進第四戦隊が逗留していた座間味島で昭和20年(1945年)3月26日に集団自決が行われた(この集団自決は沖縄の他の場所でも発生している)。 起こ...
望洋−25(自決)
14.自決 自決に関する話を、文脈なしで述べてみたい。 戦争体験証言 沖縄県史では、地域別に戦争体験証言を集めている。 その中の慶良間諸島の戦争体験証言集の書き出しに次のよ...
望洋−26(太平洋地域の戦況概要)
15.太平洋地域の戦況概要 大東亜戦争 大東亜戦争の宣戦詔書は、昭和16年(1941年)12月6日の大本営政府連絡会議で決定の後、上奏、裁可を経て、1...
望洋−27(太平洋地域の戦況(昭和19年後半))
16.太平洋地域の戦況(昭和19年後半) 中部太平洋のトラック島に続き、要地サイパン島も陥落した。 連合艦隊主力を挙げての決戦(あ号作機)し...
望洋−28(フィリピン沖海戦(レイテ沖海戦))
17.フィリッピン沖海戦(レイテ沖海戦) 昭和19年(1944年)10月20日から25日にかけてフィリピン周辺の広大な海域を舞台に日本海軍と連合軍との間で史上最大とも言える海戦が...
望洋−29(神風特別攻撃隊)
18.神風特別攻撃隊 連合国軍のレイテ上陸部隊を殲滅するため、日本の連合艦隊は総力を挙げて、10月23日から26日にかけて、米艦隊機動部隊との艦隊決戦に挑んだ。 機動部隊 機...