後れ馳せながら

お雛様をだしました
我、娘三人の幸せを願い出しました
それぞれ新たな命を授かりますように
母としての歓びに満たされますように
禍を避け健康でくらせますように
と願いながら
ふと、先日仕上げた木彫りに目が止まり嬉しい胸騒ぎ

夜、長女から嬉しい知らせ
一昨年、幼子を失い
去年、芽生えたばかりの命は僅か5ヶ月で流れた
子を守れない自分を責めながらも
上の子の無邪気さに救われ
健気に頑張っている
もうあの子に悲しみは要りません
どうか、十月十日持ちますように
新たな命お守りください
どうかお雛様
娘三人の幸せをお守りください