木彫り倶楽部 more

本来は、木彫り教室のブログでしたが。。。還暦を迎え自然農にはまり、自然からの恵みや日々の気づきを気ままに綴っております。

○一さんとのお別れ

2023年08月17日 | 日記
曾祖母の時から親しくさせていただき…6年前Uターンしてここに住み始めてからまた改めてご縁ができて…いろいろとお世話になっていました。

御主人の○一さんは叔父と同級生で、年齢はかなり開きがありますが。。。姉さん女房の奥さまと馬が合うというか、関西出身でノリが合うというか…とても仲良くさせていただいていました。

○一さんにもメダカを頂いたり、その世話の仕方を教わったり…お元気な時はとても親切にしていただきました。

昨日、その○一さんとお別れをしました
死因は間質性肺炎と仰っていました。
間質性肺疾患特集 | メディカルノート

間質性肺疾患特集 | メディカルノート

メディカルノート

父が前立腺がんを患った後、○一さんも患い。。。父はそのまま介護パンツのお世話になっていますが、○一さんは術後筋トレのリハビリに励み、通常の生活に戻ったと伺い、さすがヨーガの先生!と尊敬していました。

物静かな方ですが、根気強く丁寧な方でした。騒々しい私達夫婦とはまるで逆でしたが、それが面白いと家族ぐるみで可愛がっていただきました。
若い頃は釣りもお好きだったようで、主人と釣り談義でよく盛り上がっていました。

○一さんはヨーガの先生をされ、その上精密な鉛筆画を得意とし、奥さまはお料理と洋裁がお得意という多芸に秀でたご夫婦でしたので話題が豊富。
奥さまとワイワイやっている横で、静かに絵を描きながら微笑んでいる姿が目に浮かびます

昨年肺に水が溜まったとお聞きしてからは、お邪魔することもなくなり、玄関先で話し込む程度でしたが…

進行する病状
静かに受け入れるご本人とご家族
延命治療を拒み、最後まで自宅で過ごし、直前まで自分の口で食べ、トイレも自力で行い静かに昏睡状態になり息を引き取ったそうです。

静かな眠るようなお顔でした
享年81歳 ご冥福をお祈りいたします
大往生と言うにはまだまだ早すぎます

告別式の挨拶で息子さんが、「父はヨーガと出会い徳を積んだのでしょう。穏やかな死を迎えられたことを喜びたい。」とおっしゃいました。

生前のご主人のお姿を思い浮かべ納得しました。
間質性肺炎は呼吸困難に陥り苦しんで死ぬか、血液中に二酸化炭素が充満し昏睡状態で死を迎えるか両極端で選べないようです

息子さんや奥さまのお話を伺いながら、死に様は選べないけれど、生き様に通じるのかもしれないと思いました。

最後まで尊い教えをありがとうございました。
お通夜も告別式も本当に親しい方々だけに伝えられたようで、ご近所さんはもう一夫婦ぐらい。皆さん故人と年齢や雰囲気が似てらっしゃり不思議な感じでした。

類は友を呼ぶ?

台風が通過してのお通夜式
翌日の告別式はいいお天気でした
最後まで故人が遺した家族を見守り労るような厳かで静かなお見送りでした


それにしても…流石に斎場にマスク着用の貼り紙はなかったけれど、当たり前のように設置されている検温と消毒スタンド

・・・・・💦
そして…県民性?
礼儀と考えているのか、感染を恐れているのか…皆さんマスク着用なのですね…
斎場のスタッフさんもお坊さんも。

お見事~(⁠・⁠o⁠・⁠)~
多分、全員お注射してるでしょうね

いやぁ…これが現実なのですね…

ノーマスク…指摘も嫌な顔もされなかったけれど。
マスク無しは私達夫婦とあとお一人だけ。
1割弱か…

マスクが礼儀だと思って着用しているのであれば、私達夫婦は礼儀知らずになるのですね😭あーやだやだ😭

ホントに…目覚める時が来るのかな?
○一さん…私にあなたの強さを分けてください❗

ブレずに信じた道を歩み続ける力を貸してください。
くじけそうになったとき、あなたから頂いだ絵葉書を眺めることにします。

ありがとうございました。
○一さん安らかにお眠りください。






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