真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

60年安保の純粋な闘士に会いに

2019年07月30日 | 端感

畏敬する人物に出会えるのは僥倖だ。

60年安保は純粋な反米愛国運動であった。

 

東大のリーダーは故西部邁氏。その僚友が大阪に住んでいてはって、彼は早稲田のリーダーだった。

その人に会いに扇町に向かった。

 

叱ってもらうためだ。

話を聞いてくれて、あはは、無端さんそれは簡単に話がつくよ、と笑っている。

 

全学連を組織し、運営し、維持したリーダーたちの中でも特別な役割をこなした人で、全学連の金庫番と呼ばれていた、権力から迫害され、スパイを送り込まれ、裏切り者がたくさん出て、それでも信念を貫いた大先輩はまことに鷹揚で話を簡単にまとめ上げる大胆なお方である。

 

彼から見たら私の話は子供の内輪もめでしかない。

 

大変などんでん返しをご教授いただいた。

胸のつかえが解消した。

 

ありがとうございました。