◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

地盤調査の重要性

2013-01-10 | ログハウス
D様宅の地盤調査をしました。

現存の建物を解体する前に地盤調査をしました。方法は定番のスェーデンサンディング試験です。
簡単ではあるが、調査結果が良くわかる検査検査方法で、いつもこれで調査をしています。
最近は、調査結果が良い方向に出る方式もあったりして、何も無ければいいんですが、こればかりは安全側に方が
良いかと思っています。

解体前という事で、手持ち形式(古い形式で単純な仕掛けのもの)でしたので、人手がいる方式です。

狭く、障害物もある中でした。お疲れ様です。



通常 5ポイントを計測するのですが、解体前という事で、現存する建物の真ん中も調査。事前に床開口を作っておいて
調査をしました。

今回は、施主様の予想通り?の結果でした。ある程度地名から想像をしていたのですが、、、地盤改良の必要性が
有りとの考察です。

ここで、ポイント 地名から想像したと記述しましたが、結構参考になるんですよね。
人工的に作った地名は駄目ですが、、、字名などがあると結構わかるんです。
比較的弱そうな地名としては・・・谷、川、沼、池 などがあるもの、、水に関連したものなど
逆に硬そうな感じとしては 丘、岡、山、台 なのでしょうか。。でも団地の場合は 山を切り開いているケースでは
山を切ったところと、低い部分を埋めたところが混在しているので怪しいところも多いです。

昔の地図を見てみるのも有効ですね。でも瑕疵保険を掛けるのには調査をすることがほぼ必須なので、やっぱり調査が
一番ですね。
気をつけたいのは、やわらかいから駄目ということではないこと、、不同沈下がしなければ良いと考えると 平均して
やわらかいケースだと改良工事が不要のケースもありです。ここは難しいところです。

いずれにしろ、建物がどんなに強固でも地盤が駄目だったら、全然意味が無いので、そこは重要なところです。

ということで、現在の建物が解体完了後には、地盤の改良工事を段取りすることになりそうです。
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