きいこのビーチコーミング日記

南房総の海でのビーチコーミング日記。写真と収穫物の紹介。 
初心者の同定用にコレクションも紹介していきます。

ウキダカラ、アジロダカラ、カバボシダカラ

2015年02月15日 |  タカラガイ
今日は、見つけるとちょっとうれしいタカラガイのご紹介。


ウキダカラ



白と黒のツートンカラーのタカラガイ。海岸に落ちていると比較的目立ちつので見つけやすいですが、そうやすやすとは落ちていません。

初めて拾った日の事は今でも覚えています。 潮だまりにこのウキダカラがぽつんと落ちていました。メダカラとかチャイロキヌタとかと違うイデタチ。うれしいと言うより一瞬頭真っ白で思考停止でしたね。 で、一呼吸おいて、じわぁぁ~とうれしさがあふれてきました。でも、その時はウキダカラという名前すら知らなかったのですけどね(笑)


アジロダカラ



ウキダカラと同じく模様が独特なのがアジロダカラ。これも見つけるととてもうれしい。クサビ模様が美しく出ているものはなかなか出会えませんね。クサビの形も個体によって若干違って面白いです。アジロダカラは裏が橙色。これが特徴的です。摩耗しても橙色は残るので、橙色に斑点模様があれば、アジロダカラか次に紹介するカバボシダカラのどちらかだろうと推測できます。



カバボシダカラ



先ほど紹介したアジロダカラと同じく、裏側が橙色で黒の斑点があります。 模様がアジロダカラより地味目なので、アジロダカラだと思って拾い上げたらカバボシでちょっとガックリなんてこともありますが、これもそんなに頻繁には見つけられないのでガックリするけどうれしい貝です(笑)


さてアジロダカラとカバボシダカラ、模様は全く違いますので、摩耗していなければ簡単に区別はつきます。 摩耗しちゃうとどっちだろう?とちょっと悩みますが、アジロダカラは摩耗してもテンテンがこのように残るのでこういうところで区別をすると良いのかもしれません。








コメントを投稿