気づかず寝ているはずなのになぜか、このメールの
着信音に起きた。気象関係の友人から「津波が
来るかも知れない」とのメール。
テレビをつけると、ほどなくして「南米で地震
津波注意報」テロップが出た。
また、やっかいなところで大きな地震が発生したもんだ。
1960年(昭和35)5月24日午前5時30分~6時30分
南米チリ中部の近海で起きたM8.5の地震にともなって
発生した大津波。沖縄ではおもに久志・羽地村(現名護市)、
石川市その他の中北部の各地にわたり来襲し、北部の
大浦湾では平均海面385㎝にも達し、石川市では大波が
1.5mもある護岸を越え、低地では瞬時に大人の肩まで
浸水した。宮古島でもこのときの津波のことは、
先輩漁師やオバァから聞いている。「ずぅ~っと向こう
までよ、潮が引いて、逃げ遅れた魚を捕りにいったさぁ、
その後にじわぁ~っと水位が上がってきて岸に戻ってよ、
又、潮が引いて、もう一回魚を捕りに行ったさぁ」
エッ!津波ってドバァ~と大波がやってくるものだと
思っていた。「それでも確か・・・何人か流されて
いなくなった人がいたはずよ」と簡単に言い放つ。
どこまで信じて良いのやら・・・・
今回の津波は注意報から警報にかわり、数センチの到達が
確認されたそうだ。幸いなことに被害はなかったものの、
台風の影響で、ほとんどのショップがビーチに
出ていた。もし大きな津波がやってきていたなら大変な
ことになっていたかも知れない。
チョット考えさせられる津波だった。
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