「海水浴場はどこがいいですか?」とよく聞かれる。
屁理屈に聞こえるかも知れないけれど、
宮古島には「海水浴場」はない。
たとえ無料でも、海水浴場と名が付けば、管理責任が発生する。
海水浴場とは、駐車場・シャワー・トイレ・更衣室そして
ライフセーバーなど監視員がいるところのこと。
安全管理・衛生面を管理する責任がある。
「海水浴場」ではなく「海水浴適地」は、この宮古島では
「吉野海岸」ただひとつ。
海水浴適地とは、海水浴に適している場所という意味。
ネットなどで、宮古島の海水浴場と検索すれば、何カ所か出てくるが、
正式な海水浴場ではないということ。
つまりあくまでも泳ぐのなら「自己責任」
年々、増えてくる観光客で、ビーチでも色々な問題が出てくる。
「クラゲに刺された。」「ビーチに落ちているガラス怪我をした。」
「置き引き」など被害にあった方の中には
「誰が責任を取る」と苦情もある。
市や自治体、民間が管理する海水浴場ではこれらの注意を書いた
ものを見えるところに置かなければならなくなり、
責任の問題が発生してくる。
本土では小さなサメの死骸が打ち上げられただけで、
遊泳禁止となるのは、このようなことがあるから。
ビーチで泳ぐのはあくまでも「自己責任」ということを知ってほしい。
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