聞こえてくる。慣れない人にとっては気味が悪い。
沖縄では、ほとんどの家にヤモリがいるので
「キュッ キュ キュッ」というヤモリの
鳴き声に安心する。
方言で「ヤーズミ」(家に住む)という意味だろう。
オバァの家に「報知器」を売り込みに来たそうだ。
「消防署の方から来ました・・・」とかなんとか言って
年寄りに売りつける手口。
オバァは「ウチにはヤモリがいるから必要ない。」と
断ったらしい。
よく間違えられるのがヤモリとイモリ。
同じだと思っている人が多い。
ヤモリは爬虫類でイモリは両生類。
ヤモリを漢字で書くと「家守り」(家を守ってくれる)
イモリは水のあるところに生息する。
水田などの害虫を食べてくれるので「井=水田」
「井守り」となる。
観光協会にはこのヤモリに対する苦情も多いそうで、
民宿やペンションに宿泊して「ヤモリが出た」
ホテルでもこんな苦情があるそうだ。
沖縄では「家守り」家を守ってくれる生き物として認識されている。
アルミサッシの普及でヤモリに気付かずサッシを閉めてしまい、
よく間に挟まって死んでいる。窓やサッシを閉めるときは間に
ヤモリがいないか確認してから閉めてあげてください。
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