うんたま森のキジムナー

転換期

タクシーの運転手さんが、「今年は
観光客が少なかったですねぇ」と話し
かけてきた。レンタカーや市内の居酒屋も
予想したほど客入りがなかったそうだ。
年末、年始に来島されるのは、ほとんどが
ダイビングを楽しみに来られる方で
運転手さんも、ダイビング関係だと思って
話しかけてきたのだろう。

毎年、年末、年始に来られる方は、決まって
いてカラカラはいつも通りの正月だった。
しかし、全般的に来島される方は減少している。
大手ダイビングショップもピーク時は100名を
越すことは珍しくなかったが、どこのショップも
たくさんのお客さんを乗せているようには見えない。
暖かい海外へ出る方が増えたことと、ダイビング
ショップの数が増えたことも大きな要因
だろう。(漁師の嫌がらせが原因だという人もいる)

やはりダイビング客が減少すると、連鎖して
レンタカーや居酒屋にまで客の入りが悪くなる。
居酒屋、ホテルなどの客が減少すると魚の
値段まで影響が出るほどだ。正月前は客の入りを
見込んで、魚を買い占める傾向が見られ、異常と
思えるほど高値で取引された魚も、年が明けると
一気に値段が下がる。もとに戻っただけだが、
この小さな島が観光産業に大きく依存していると
いうことが改めて知らされた。

今年は観光産業に頼る店の大きな転換期になりそうだ。
元々、昼間は海で遊んで、夕方帰ってきてから、
みんなで楽しくビールを飲んで過ごせればいいと
思っているだけ。その生活は今年も変わらないだろう。
観光客相手に儲けようと思っている人には転換期の
年になりそうだ。

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