うんたま森のキジムナー

まにゅある

宮古島は、各部落によって方言が異なる。
その昔、一揆を懸念した王朝が部落間の交流を許さなかったから
とも言われている。市内に住むオバァでさえ、池間島や
久松の方言は聞き取れないと言う。

家に帰ればオジィもオバァ、父、母も方言しか話さない田舎でも
子供達は方言を真似はできても話せない。学校や友達との会話には
方言を使わないから、聞けるけれども話せない。

市内に住む人達は本土から来た人には方言のように聞こえるが、
平良フツ(平良言葉)と言われている、宮古島の標準語で話している。
「アバッ!ニィニィ、久しぶりさいが。」
(あれ、お兄さん久しぶりだね)
「だからよぉ~」
(そうだね)
これは平良の普通の標準語会話。

市内のビデオ店にDVDを借りに行くと、子供の頃からく知っている
子がアルバイトをしていた。DVDを1枚借りてカウンターに持っていき
小銭がなかったので1万円札を出した。DVDが100円。
いつもなら「オジサン、ナニしてるかよ。」と声をかけてくる
子供がかしこまって
「いらっしゃいませ!1万円お預かりいたします。
それでは大きい方からお返しいたします。千円2千円・・・まずは
9千円お確かめください。9.900円お返しいたします。」
(いつものお前はどこにいってしまったんや)

翌日昨日のお釣りの5千円で叉1枚DVDを借りた。
「大きい方からお返しします・・・」と言い始めたので
「小さい方からにしてくれ!」と言うと
「オジサン、そんなこと言ったらよぉ、マニュアルにならんさいがよ。」
その話し方のほうがお前らしくていいよ!


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