うんたま森のキジムナー

躾け

作業船の船員をしている友達が、
「あんまりにも頭にきたから、子供を叩いたよ。」と
いささか元気がなかった。子供と言ってもおそらく
成人している息子だと思う。
何があったか理由は聞かなかった。

地元の新聞にも酒を飲んで酔った勢いで暴力をふるうと
いう記事はよく載っている。
しかし、暴力、と躾けは違う。
親と学校の先生が、子供を叩くのは、許された特権だと思う。
私は、子供に対して、一度たりとも手をあげたことはない。
その必要がなかっただけであって、親と学校の先生は、
責任を持つ子供に対して厳しく叱ることも必要だ。

竹の物差し、布団叩き、竹刀は子供を叩くために家に置いて
あるのだと思っていた頃もあった。
あの頃は、叩かれても当然だと納得していた。
「どこまでが暴力でどこまでが躾けかわからない」と言う人がいる。
そんなこともわからず、よく大人になったもんだ。
大切なもを守るために、愛情が前提にあることが
躾けちゅうもんでしょ。
親や学校の先生が子供を叱るのは当然のこと。

船員の友達は、息子の方がかなり背が高いので、助走を
つけて飛び上がってから頭をパーンと叩いたそうだ。
元気がないのは、叩かれた痛さより親の心の方が苦しんで
いるからだろう。


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