市場前の露天や島の駅などで売られているが、
絶対量が足りないため、需要がまかないきれない。
バナナを専門に栽培している農家とのを聞いたことが
ない。バナナの木は、気のようにみえるが、バショウ科の
多年草で、地球上に生息する最大の草でもある。
幹のようにみえるのは、大きな葉の柄が幾重にも
かさなって、細い茎を包み込んでいるもので、
「偽茎」という。
草であるため、病気や害虫に弱く、また、台風がくると、
いとも簡単に倒れてしまう。
つまりこのひ弱さが、島バナナが大量に生産できない
理由と言われている。
このあいだ、テレビでバナナを美味しく食べる方法
というのがやっていた。湯煎したお湯に5分ほどバナナを
浸けるという方法だが、オバァは島バナナをお湯につけて、
しばらくおいてから食べる。
バナナをお湯に5分浸けると、黄色から真っ黒なバナナ
になる。一見、こんなものが食べられるのか?と
思うような物になるが、甘くなる。
騙されたと思って、一度やってみてください。
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