梅雨明け直後に吹く、湿気を帯びた南西の強い風のことを
「カーチバイ」または「カーチーベー」と呼ぶ。
沖縄の梅雨明けは夏至と重なることから「夏至南風」と
書いてカーチバイと読む。
湿気を帯びた南西の風で、風速は概ね5m〜10m。
南西諸島においては梅雨が明けるのと同時に太平洋高気圧の
勢力下に入るが夏至南風、カーチバイはこの際に吹く顕著な突風を指す。
今年は梅雨が明ける前から南よりの風が吹き始めた。
徐々にに風も強くなりカーチバイになっていく。
南方向に一定している風なら良いが、西寄りの風が加わってくる。
平良港から船を出航させるには西寄りの風はよくない。
風の強さにもよるが強いカーチバイが吹き続けると船が
出せないこともある。
2005年6月14日には沖縄気象台にて午前8時49分に
最大風速26・5mが観測された。
この強風は北の海上に停滞する梅雨前線に、南西の風が吹き込んだのが
原因だそうだ。
夏至南風という字はどこか沖縄を感じさせるようで心地よく見える。
タウンページで夏至南風で検索すれば数軒のお店がヒットする。
居酒屋やマリンレジャー、カフェやペンションにも夏至南風
という名がある。しかしこの夏至南風はときに台風のような大風を
吹かすこともあるのだ。
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きじむな
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