観光バスも停まる史跡である。
高さ1.45mの石柱の自然石で島では
賦測石(ふばかりいし)とも呼ばれている。
人頭税を課せられた宮古では、戸籍の確立されて
いない時代、15歳の適齢と思われる男女の身長が
この石柱の高さに達したものに人頭税を課したと
伝承されている。
人頭税は薩摩の琉球侵略後の検地を経て、
1637年に制定された税制のことで、
数え15歳~50歳の男女が納税義務者とされ
人位 上・中・下・下々の4段階に分けていたそうだ。
琉球時代の悪税といわれ正祖は粟であったが、
上布での代納も定められた。
明治36年にこの税制が廃止されるまで260年あまりに
わたって過酷な税に苦しめられたと書かれている。
最近の研究では、この人頭税石の伝承もただの
言い伝えで、検地によって税が決められて
いたことがわかっている。
毎日、この前を散歩しているが、夕方になると
観光客がよく写真を撮っている。
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