影響が出始めてきた。車、船はもちろんのこと、
宮古島産の豆腐や味噌まで値上げがさけられない
事態になってきている。それどころか、おそらく
特産の泡盛や琉球ガラスに至るまでコストが上がり、
現状での価格は経営者を圧迫させている。
宮古豆腐や宮古味噌は宮古島の特産品で泡盛は言う
までもない。しかし、原料の大豆やタイ米はほとんど
全てと言ってもいいほど輸入品に頼っている。
アメリカ産、オーストラリア産大豆、穀物の不作、
それを運搬する車、船の油の値上がり。
海に囲まれた小さな島の外から吹いてくる風が、
細々と暮らしている人たちに影響が
ジワリジワリと出てきた。
「風が吹けば桶屋が儲かる」そんなことわざがある。
大風が吹けば、土ほこりがあがるので水をまか
なくてはならない。水をまくには桶がいる。
バタフライ効果、ドミノ理論、カオス理論とも
言われるが昔々、江戸の町は木造建築。冬は火事が多く
夏と冬の人口を比べると冬は人口が
激減している。風が吹けば火事がおきて、桶は桶でも
棺おけ屋が儲かる。そんな意味もあるそうだ。
7日の宮古の新聞の一面は、
「穀物が高騰、家計を直撃」まるで台風の記事のような
見出し。「即席めん、明日値上げ」
「宮古ソバ業界も悲鳴」
大風が吹いてきたようだ。
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