2千円札が出てくる。
このあいだ、遊びに来られた方が、孫のお土産に
2千円札を持って帰られた。
沖縄では普通に使用される2千円札も本土では、
ほとんど見かけないらしい。
2千円札が発行されたのは、2000年の沖縄サミットの開催と
ミレニアム記念。
表に首里城の守礼の門が描かれている。
2千円札の流通は04年の8月末に5億枚を超えて最大量となり、
5千円札を上回っている。しかしその後は、減少の一途を
たどり、新札は03年度を最後に一枚も印刷
されていないそうだ。
アメリカでよく使用する紙幣は、おそらく20ドル札だろう。
確かに、ここ沖縄でも使いにくい。
お祝いの祝儀は3千円が多く、2千円札と千円札を
入れれば偶数の枚数になる。
それに使用できる自動販売機も少ない。
他にも「2」がつく札の馴染みが薄いことも指摘されている。
せっかく沖縄を記念して発行された2千円札。
沖縄では行政や金融機関を中心に2千円札流通促進委員会が
結成され、2千円札による給与・賞与の支払いの
呼びかけを行っている。
沖縄の銀行に行けば、2千円札に両替してもらえるので、
お土産のひとつにするのもいいかもです。
