12.1冊・・・・
全国出版協会が調査したところによると、2010年
都道府県別の人口一人当たりの月刊誌の配本冊数は
沖縄が12.1冊。東京29.1冊 大阪20冊 京都18.6冊で
他府県に比べると半数程度しかない。
と、言うことは、沖縄では本が売れない?と
言うことになる。そんな事はない。本屋に行けば、いつも人が
たくさんいて売れているはずだ。
月刊誌などは、本土の発売日よりだいたい4日遅れで入荷する。
月刊誌が売れない理由として配本の遅れが指摘されている。
売れる本も限られてくる。月刊誌に多いのがグルメ雑誌や
ファッション関係。情報誌は首都圏中心の記事が多い。
沖縄の人は旅行回数が少ないこともあって、流行りの店や
ファッションを知ったところで価値がないに等しい。
ガーデニングの月刊誌も、そもそも亜熱帯気候の沖縄では
開花時期も種をまく時期も本土とは大きく違う。
着る服だって亜熱帯気候中心の沖縄っぽい服が売れる。
月刊誌が売れない理由はなんとなくわかる。
それでも、沖縄を特集した月刊誌などはすぐに売り切れる
そうだ。地元にたいしては関心があるが、外向けの本には
関心がないと言うわけ。
最近、ハーレーの専門誌を毎月買っている。限られた人しか
そんな本は買わないのかいつも発売日に行かないと
すぐに売り切れとなる。誰と誰が買っているのかわかるくらい
だから、小さな島ならではということかな。
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