はじまりと言われている。農業や漁業では、
新暦ではなく旧暦を基準にする。
さてさて、梅雨の話。
沖縄の梅雨入りはGW(連休明け)から5月8日が
平年並みそして梅雨があけるのは、
ハーリー(船こぎ競争)の日と言われている。
本土の梅雨が約2週間くらいで、沖縄は約1ヵ月ほど。
今年の沖縄の梅雨入りは平年より10日遅く
5月18日だった。そしてハーリーが5月28日
(旧暦5月5日)これだと梅雨の期間は10日と
言うことになる。
漁協で漁師連中が集まっているところで、
「今年は梅雨が明けるのが早いということか?」
と聞くと「逆さぁ、今年の梅雨は空梅雨の日が
多く、そして長い」と教えられた。
「どうして?ハーリー(旧暦5月5日)で
明けるんじゃないの?」と言うと
今年は閏月が5月で、つまり旧暦の5月が2回ある。
次の旧暦の5月5日は新暦の6月27日、閏月が
なければ、だいたい梅雨明けは新暦の
6月20前後だから、なるほどこれなら納得がいく。
昔の漁師連中が「今年の梅雨は空梅雨で、
長くなる」と言う意味がわかった。
やはり農業と漁業、自然を相手にしている人たちは
暦で生活をしているのがよくわかった。
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