秋から冬にかけて、一時的に降る雨を「時雨」と書いて「しぐれ」と呼ぶ。
急に降って、すぐにやむのが特徴で、しぐれる日は北風が吹き、
寒く冷たい雨が降る。民間気象会社が実施した調査によると、
沖縄は傘の所有本数が2・8本で、全国最下位だそうだ。
最近ではコンビニで傘が売られているので、我が家の玄関には
誰が置いていったのか、傘がたくさん残されている。
沖縄では傘をささない。
雨が降っているのに、気づいているはずなのに、濡れて歩いている。
まぁ、車社会なので歩いている人は本土に比べて少ない。
それでも高校生などはずぶ濡れになていても気にすることなく歩いている。
沖縄の人がどうして傘をささないのか?
大きく分けて4つの理由がある。
1、そもそも傘をさす習慣がない。
2、傘をさす必要がない。
3、傘をさしたら危険。
4、実は傘を持っていない。
沖縄の雨はスコールのような雨が降る、その後太陽が照りつける。
夏の雨は台風の影響が多い。そんなときに傘をさせない。させば傘が飛んでいく。
そして今の時期の時雨は風とともに降り出してくる。雨がふりそうな気配のときは
傘を持って出かけるが、すでに数本風に飛ばされてしまった。
沖縄では傘をささないのではなく「さすことができない。」
雨が多いのだ。