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うんたま森のキジムナー

ナーベラ

散歩道の途中にヘチマが自生している。育ち具合から翌週には収穫できそうなものが
あったが、強い北風が吹いて飛ばされてしまった。自然に自生しているので誰かが
受粉しているわけではなく、おそらくミツバチや蝶、昆虫が受粉させているのだろう。
自然な風が受粉のための昆虫を呼び寄せる。

ヘチマの花は1日花で、花には雄花と雌花があるそうだ。
そして受粉のチャンスは雌花の1日だけ。

沖縄ではヘチマを栽培している農家が多い。家庭菜園でも夏の日差しを和らげる
緑のカーテンを作っているのをよく見かける。

ヘチマはウリ科の植物で、原産地は南アジアだそうだ。
ツル性の一年生植物で、日本のような温帯地域でも夏の暑い期間に成長する
性質を持っている。低音には弱いため、春の終わりから夏にかけての
栽培が適しているという。

子供の頃は銭湯だった。銭湯に持っていく洗面器の中には
シャンプーと石鹸、タオル、そしてヘチマを乾燥さでたものが入っていた。
乾燥させたヘチマで身体をゴシゴシされた。

沖縄に来てからヘチマは食べるものだと聞いて驚いたことがある。
あんなギザギザしたものが食べられるとは思わなかった。
沖縄ではヘチマを方言でナーベラという。
ゴーヤチャンプルーと並んで、ナーベラチャンプルは夏の食堂の定番メニュー、
ナーベラの味噌炒めも人気がある。我が家では味噌汁の具にもする。

自生しているヘチマはいくつか小さな身がつき始めていた。
2週間後くらいには一つ二つ収穫できそうだ。


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コメント一覧

ダイバー
以前、しっかりとした紐も付いて、町の金物屋さんで見かけましたが、みんな廃業しました😅ホームセンター辺りに置いて無いでしょうか?
きじむな
祖母にゴシゴシとヘチマで、身体をこすられました。
銭湯に行く洗面器の中にいつもヘチマが入ってました。
今でも売っているんでしょうか。
昨日は、夏でした。
海が荒れてきそうです。
ダイバー
子供時代は房総半島の南の小さな港町で育ったので、東側の部屋の窓の外に大きなヘチマ用の棚を作って、夏場の日除けにしていました☺️暑い夏の盛りには50センチにもなるようなヘチマが沢山ぶら下がって、熟れてきたら、もいで、叩いて、皮と中身を綺麗に取り除き、繊維だけにしたヘチマを洗って乾かして、タオル代わりにお風呂で使いました🙋あんなに硬い物で毎日コスリ続けたおかげで、丈夫な皮膚になりました😅
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