日本ソバと違って蕎麦粉は一切使われていない。
ある意味、偽装表示である。
SNSやネットを通じて有名になったソバ屋の前には、
開店から午後3時が過ぎても長蛇の列ができている。
はっきり言って、地元の人に言わせれば、
そこまで並んで食べるほど美味しいわけではない。
平良港の前に「菊栄食堂」という古くからある
食堂がある。Aサインの許可証が店内にある。
Aサインとは「Approved」(許可済)の略称で、
本土復帰前に米軍からお墨付きをもらったお店ということ。
つまり米軍は、この店の美味しさを知っていたわけだ。
開店11時から地元の人で込み合うお店であるが、
並んだりすることなく入店できる。
ソバが美味しいのは当然で、一人で二杯注文する人も珍しくない。
沖縄ソバには各地で地域の特性がある。
宮古ソバと呼ばれるものは、宮古カマボコ2枚と
豚の三枚肉が2切れがソバの上に
のっているのではなく、ソバの中に隠されているのが
宮古ソバ。
食堂で一番売れるのがソバで、次がカレーか
ゴーヤチャンプル。
チャンプルーはゴーヤチャンプルーか
豆腐チャンプルーだが、この違いが
いまだによくわからない。
ゴーヤの量に若干の違いがあるのだろうが、
作っているオバサンにしか
わからないかも知れない。
観光客が長蛇の列を作るお店は、並ぶほどのお店では
ないというのが地元の声。
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