今年は豊作の年になっている。
「儲かった、儲かった」と言う噂や話は
尾ヒレがついて大きく伝わることが多い。
カボチャ、トウガンは3か月で200万円と
言われ、話を聞く側は種をまけば、3か月後に
200万円になると勘違いしてしまいそうだ。
種の蒔く時期や土の状態、広い畑を毎日見て
回り手入れして、収穫の時期を見極めるのは、
とても素人にできることではない。
農家の友人が「収穫の時期が雨になるから
暇があるなら手伝ってくれ」と言われていた。
先々週のことだ。そして今日は朝から雨、
明日の予報も雨、この雨を知っていたという
ことになる。確かに2月の降水量は多く雨の
降る日が多いので、別に雨の降ることを予測は
出来ただろう。
「どうして雨が降ることがわかったの」と
聞くと「毎年、雨だからさぁ。それに
暦も雨だろ」と教えてくれた。
24節気で「雨水」にあたる。土脉潤起、
土のしょう、うるおいおこる
(雨が降って土がしめり、気を含む)
草木萠動 そうもく、めばえ、
いづる(草木が芽吹き始める)
あいつが、こんな暦を知っていたとはとても
思えないけれど身体で知っている。
「雨があけたら、次は虫が這い出てくるさぁ」
なるほど・・・やがて啓蟄だ。
農業を目指す本土からの移住者が増えている。
農業は奥深く難しいよ。
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