沖縄では旧暦の12月8日に餅を食べる習慣がある。
ちょうどこの時期に寒波がやってくるので、この寒さのことを
「ムーチービーサ」と呼ぶ。
沖縄で一番寒さを感じるのは1月2月である。
過去に宮古島で一番も寒さが観測されたのが
1967年1月16日で、6・9度が記録されている。
本土の気温と比べれば春先の気温であるが、亜熱帯気候の沖縄では
外に出られないくらい寒さを感じる。
1月2月の平均気温は約18度。
本土では「暑さ寒さも彼岸まで」という。
宮古島では寒さの終わりを告げるのは旧暦の1月16日までと
いわれている。16日を過ぎれば、もう底冷えするような寒波は
来ないと昔からいわれている。
それでも2月終わり頃に寒さが戻ることがある。
本土では「寒の戻り」と表現するが沖縄では
「ムドリビーサ」(戻り寒さ)と呼び、
3月の寒い日を「別れビーサ」という。
3月に入ると沖縄各地のビーチでは海開きが行われてレジャーシーズンに入る。
今年の旧暦の1月16日は新暦の2月25日。
宮古島の冬が終わるのは2月25日ということになる。
わずか2ヶ月ほどであるが、亜熱帯気候に慣れた身体には最も厳しい時期である。
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