うんたま森のキジムナー

海中トンネル

先日、漁協の理事会で海中公園(仮称)に
建設される海中トンネル建設案が可決された。
市議会でも与党など賛成多数で可決されたと
新聞に載っていた。整備事業費、約9億円、
今年7月着工し来年3月完成、4月オープン予定。
市議会では、もちろん反対意見もあったそうだ。

「降って湧いたような事業だ、庁内できちんと
議論されたのか?疑問が払拭されていない」
「市民への周知がなされておらず、市民の声を
十分聞いていない」
「台風などの自然災害に耐えられる施設として、
専門家の意見や検証がなされていない」など。

20年以上前だったか、沖縄本島の恩納村に
これとよく似た施設があった。
結局は採算がとれなかったのか維持できず、
いつのまにか無くなっていた。
普通、海中トンネルなどが建設される場合。
何年もかけて環境調査が行われるものだが、
今回は、確かに「降って湧いたような話」
陸上に建設されるものと海中に建設されるもの
とでは、環境に与える影響が大きく
変わってくる。
自然環境の激しい沖縄の海に建設を予定するなら、
もっと調査が必要な気もするが、湾内に建設される
のではなく、突き出た岬の先端に建設される
と言うから驚きだ。

トンネルに付着する生物の清掃作業や餌付なども
これから問題視されてくるだろう。もっと考えて
から建設するべきではなかったのかなぁ。


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