見慣れない大きな船が入港してきた。
「もしかするとロシアの大金持ちの船じゃないか?」といっている人もいたが、
「ナッチャンWorld」と船名が書かれてある。
検索してみると、双胴式の高速フェリーとして、オーストラリアの造船所で
建造された船だそうだ。
東日本フェリーが運行している青森港と函館間を結ぶフェリー。
そのスピードは恐ろしく早く、ウォータージェットエンジン4機で
満載時でも36ノットで海上をかっ飛ばす。
青森、函館間を1時間45分で駆け抜けるそうだ。
そんな船が沖縄の離島の宮古島にやってきた。
ニュースや新聞でも報道されていないが、どうやら自衛隊の要請できたようだ。
過去の運行履歴をみると311震災では被災地への緊急輸送(自衛隊要請)や
自衛隊の戦車なども輸送した経歴がある。
他にも離島奪還作戦に不可欠な高速輸送艦として利用することを
報じられたこともあるという。
また、2018年からは花火大会に合わせたディナークルーズを皮切りに
青森ねぶた祭りツアーなどにも使われていると書かれてある。
そんな船が宮古島に何をしにきたのだろうか。
離島奪還作戦という言葉が気になる。