沖縄県内の伊勢海老漁が昨日8月1日解禁となった。
伊勢海老は資源保護のため卵を持つ4月〜7月31日まで
禁漁となっている。
伊勢海老は日本人にとって高級食材というイメージが強い。
日本で伊勢海老と呼ばれる種類は3種類。
イセエビ、カノコイセエビ、ニシキエビ。
三重県の伊勢でよくとれたため伊勢海老と
呼ばれるようになったそうだ。
日本では茨城県以南の太平洋岸〜沖縄に生息し浅い岩礁にいる。
大きさは30センチほどで、南へ行くほど大きくなる。
沖縄で捕獲されるのはカノコイセエビとニシキエビ。
一般に北のイセエビのほうが身の締まりがよく、
南にいくほど身質が緩くなる。
日本では縁起物として古くから珍重されて高級食材になっている。
刺身でいただくのが一番だが、焼き物、汁物も美味しい。
観光客を集客するレストランには定番として
伊勢海老のメニューがある。
そのほとんどが伊勢海老のウニソース焼き。
地元の海老を調理するのに伊勢海老を焼くということはない。
焼いて調理されるのは海外からの輸入品である。
伊勢海老料理を出す店は多いけれど地元産の海老は
捕獲漁が少ないので地元産の海老を出す店はほとんどない。
宮古島で地元産の伊勢海老が食べられるのは
「海の幸」がおすすめ。
秋から冬にかけて美味しくなるので、ぜひ食べてみてください。