子供の時に見た映画で「ひまわり」
というイタリアン映画があった。
ジョバンナ演じるのがソフィアローレン、
アントニオ演じるマストロヤンニ。
第二次大戦中のイタリアのナポリの海岸で
出会って恋に落ちる二人。
アントニオは戦線行きを控えた兵士であったため、
二人は、結婚することで結婚休暇を取る。
休暇はアッという間に過ぎて、アントニオは最も過酷な
ロシア戦線に送られてしまう。
やがて戦争は終わり、ジョバンナは駅でひたすら
アントニオの帰りを待つが、ロシア戦線で
アントニオと一緒だった兵士と出会う。
その兵士が言うには、最後にアントニオの姿を
見たのは雪の中で倒れている姿で
おそらくもう生きていないだろうと告げられる。
あきらめきれないジョバンナは、かつて戦場となった
街へ行って、アントニオの写真を手に消息を
尋ねてまわるが、手がかりはなく、
戦没者が眠るという場所に行く。
この映画の素晴らしいシーンで、そこには広大な
どこまでも続くひまわり畑が
スクリーンいっぱいに映し出される。
そこは激戦地で美しいひまわり畑の下には犠牲に
なった兵士たちが眠っている。
あらすじはこのへんで、ニュースで侵攻してきた
ロシア兵にウクライナのおばぁさんが
「このひまわりの種をポケットに入れなさい。」
とわたしていた。
死んでもひまわりの花が咲くからという意味がある。
ウクライナの国花はひまわりだそうだ。
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きじむな
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