ヘチマのことを方言で「ナーベラー」という。
子供の頃は銭湯に行っていた。
銭湯に持って行くオケの中には石鹸とタオルとシャンプー、
そしてヘチマと軽石が入っていた。
ヘチマは乾燥させて身体を洗うのに使う。
沖縄に来るまでヘチマが食べるものだとは知らなかった。
沖縄では「ンブシー」味噌を使った炒め物、野菜炒め、
味噌汁に入れて食べる。
独特の癖があるが慣れてくると食べたくなる。
一年中、スーパーや市場で売られているが本来は夏野菜。
7月〜9月が旬だといわれている。
皮をむいてアク抜き不要!
果肉は少しぬめりがあり柔らかくナスに似た食感である。
給食で沖縄の子供たちが一番嫌いな食べ物はゴーヤだそうだ。
そのゴーヤと1、2を争うのがヘチマだという。
この二つが大人になると夏に食べたくなる野菜で1、2を競うようになる。
また、食用だけでなくヘチマから取れる水は化粧水として
重宝されている。島の人に「本土ではヘチマで身体を洗っていた。」
といったら、沖縄ではヘチマで鍋を洗うのに使うという。
食べるだけでなく乾燥させたヘチマで鍋を洗うのにも使う。
「鍋を洗う」というのが方言の語源で「ナーベラー」というそうだ。
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