問い合わせや、予約などの電話。
その電話に出るのもスタッフの大切な仕事。
電話での第一印象は、これも大切。
私の後ろのドアを隔てたところに受け付けがあるのだが、
電話の受け答えが聞こえてくる。
ときどき、思わずキーボードを打つ手がとまってしまう。
「ハイ、もしもし、カラカラダイビングです。」
「もしもし」?
「もしもし」は電話が普及し始めた頃、「申す申す」が
くだけた言葉に変化して「もしもし」になったと言われている。
電話を受けた場合は、「もしもし」はいらない。
「ハイ、カラカラダイビングです。」もしくは
「ありがとうございます。カラカラダイビングです。」
そこまでうるさく言う必要はないけれど、
「お日にちは・・・?」
「お宿は・・・?」なんでも「お」をつければ丁寧語になると
思っているようだ。
「日程は?」もしくは「ご予定は?」
「ご宿泊先は?」でしょ!
電話を切るとき「ありがとうデェ~ス」
なんでやねん!
言葉は相手に届けられるためにつくられたもの。
時代とともに言葉も変化している。
平安時代に書かれた枕草子にも
「最近の男女は言葉づかいがあやしい。」と清少納言が
愚痴っているくらいだから、私の考え方が古いのだろうか・・・・
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