旧暦を大切にする沖縄では、干支も重要視される。
家の配置や方位を見るのも干支で書かれた
方位磁石を使う。
干支は方位だけでなく、日にちにも使われる事がある。
さすがに時刻を読むときに寅の刻とは言わないが、
何かにつけて干支を使う。
年明けにオバァが必ず聞いてくるのが
「お前の干支は?」
20年近くになるオバァとの付き合いで、100回以上
オバァに伝えているが毎年聞いてくる。
これには訳があって、本土では初詣に健康祈願するのと
同じように沖縄では最初の生まれ年の干支の日に
健康祈願するのが習わし。
オバァは私の健康祈願をご先祖様にしてくれる。
沖縄だけの習慣かと思っていたら、元々は本土の
習慣であったそうだ。
干支の十二支には、それぞれ守り本尊があり、
子年なら千手観音 丑寅なら虚空蔵菩薩
卯年は文殊菩薩 首里十二ヵ所には、この守り本尊が
祭られているそうだ。
毎年、年の初めに干支を聞いてくるオバァも、
この数年会っていない。
元気でいてくれるといいのだが・・・・
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