デイゴは沖縄県の県花である。
カラカラのダイビングボートもデイゴの英名から
「コーラルビーン」にした。
沖縄では「デイゴの花が咲き乱れると、
その年は台風の当たり年」といわれている。
デイゴはその年によって、たくさんの花を
咲かせたり、あまり咲かなかったりする。
昔は、この時期になると島のあちこちで
デイゴが赤い花を咲かせていた。
2005年に石垣島で、デイゴの立ち枯れが起こった。
その原因は「デイゴヒメコバチ」による産卵が
原因であった。
その後、被害は宮古島、沖縄本島と北上して
奄美大島でも被害が確認されている。
外来種であるが、本来の分布地は解明されていない。
わかっているのはデイゴヒメコバチには
デイゴカタビロコマチという天敵が存在すること。
デイゴヒメコバチ駆除で試験的に
デイゴカタビロコマチを撒いている。
しかしこの天敵のデイゴカタビロコマチも外来種で
元々は沖縄に存在していない。
外国から買っているそうだ。
過去にハブ対策としてマングースが外国から
持ち込まれたが、そのマングースが
農作物に被害を与えて現在は害獣となり駆除が
追い付かない状況を生み出している。
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