漢字で書くと「浪人鯵」
単独行動をする武士に由来するそうだ。
疑似餌を使ったルアーフィッシングでは引きが強いので
人気がある。フィッシングでは「GT」と呼んでいる。
(Giant trevally)
知り合いの漁師さんにルアーフィッシングのお客さんを
紹介したことがある。
釣りから帰ってきて電話があった。
「本土の釣りは理解できないさぁ」と怒っている。
スポーツフィッシングでは「キャッチ&リリース」が
ポリシーらしい。
つまり釣れた魚を海に戻す。
釣った人の気持ちはそれでおさまるかも知れない。
2時間も3時間もやりとりした魚を釣り上げて、大きさと
重さを計って写真を撮ったら海に逃がす。
生活をかけて漁そしている漁師にとっては、魚は恵みで
釣れたものは毒さえなければ外道でも持って帰って食べる。
「せっかく釣れるところまで案内して、釣れたら
逃がすなんて・・・あんなの逃がしても他の魚に喰われるさぁ」
ごもっとも。
魚がかかって暴れているあいだに、それを食べようと
他の魚が狙って集まってくる。
それが海の中!それほど美味しい魚ではないけれど大きい
ロウニンアジだと1mを超える。
魚が少ないときだとセリで800円、安ければ300円、
大きさがあるので安くてもそれなりの値段がする。
今は見て楽しんでいます。
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