朝鮮半島から東南アジアに向かう途中に
宮古島で羽根を休める。
体長30センチほどで、ハトのように見えるが、立派な鷹である。
お腹の部分が赤く見えるのでアカハラダカ。
漢字では、「赤腹鷹柱」と書く。
下地町の入江橋には夕方になると野鳥の会や愛好家が集まり、
高価なカメラを三脚に据えて写真を撮ろうとやってくる。
これがなかなか難しくて、被写体も小さく枝に止まって
いるところまで遠い。
望遠レンズが必要でコンパクトカメラではズームをきかしても
スズメのように写るだけ。
愛好家の人たちは望遠鏡で確認して、望遠レンズを駆使して
写真を撮っている。
数十派の群れでやってきて、しばらく上空を旋回しながら
降りてくるが、まるでマジックのようにサッと姿が消えてしまう。
この宮古島で一日羽根を休めた後に台湾を経由して目的地である
東南アジアへと渡っていく。宮古島では秋の風物詩。
そして新北風「ミーニシ」
強北よりの季節風が吹き始める頃、サシバがやってくる。
日に日に風が冷たくなり、私は冬眠に入る・・・・
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