誰か農家の人からもらったのだろう。
トウガンは方言で「シブイ」という。
4月から10月までがトウガンの収穫期で夏に
収穫して冬を越すまで食べることが
出来るので「トウガン」という名前がついたとも
言われている。
オバァはトウガンで砂糖煮をよく作っていた。
お菓子のようにお茶といただくのだが、
あまり美味しいものではない。
ただただ甘い・・・・・ひつこく甘い。
トウガンそのものには味はない。
しかしカリウムやビタミンCの補給に適した夏野菜で、
果皮、果肉、種子それぞれに薬効があるとされる。
子供の下痢や魚類の中毒に効くと言われているが、
現代ではトウガンを薬とすることはない。
ドラッグセンターの薬を使う。
味は淡泊で香りもクセがないので、多様な食材との
組み合わせが生きてくる。
沖縄料理のソーキ汁には欠かせない食材でもある。
ただ、頂くものは大型で1個10㌔を超えるものある。
一つ頂くとしばらくトウガン料理を食べ続けなくては
ならないのだ。
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